「キスをしよう」県庁職員がセクハラ処分 停職1カ月
2021年11月10日(水) 20:00 九州朝日放送
佐賀県は女性職員にセクハラ行為をし、県民の信頼を損ねたとして課長級の男性職員を停職1カ月の処分としました。
佐賀県によりますと、佐賀県庁に勤務する課長級の男性職員は飲み会の帰りにタクシーに乗り合わせた女性職員に「キスをしよう」と迫りました。
女性は断りましたが、別の日に同じ女性職員を2人だけの飲み会に誘い出し、ホテルに誘う発言を繰り返したうえ、店の外で抱きついたということです。
男性職員は経緯を認め「女性職員の心に傷をつけてしまった」と反省しているということです。女性職員は「もう、顔を合わせたくない」と話しています。
佐賀県は「県民の信頼回復に努めたい」としています。
《カウンセラー松川のコメント》
加害者はキスをしようと迫ったものの被害者に断られたのでしょう。
それに懲りず、後日ホテルへ連れ出したり、抱きついたりと執拗な加害です。
[一押し、二押し、三に押し]と言う、余りにも古い口説き方を
間違って使ってしまった好例と言えましょう。
被害者からすれば、加害者の停職よりも、異動を望みたいはずです。
人事権者としても被害者感情を汲む必要があると思います。
それにしても職場内の事案に対し「県民の信頼回復に努めたい」と
判で押した様なコメントに誠意の無さを感じました。
被害者の方へ
加害者は停職処分ですが、
被害者として「加害者が職場に残留するのは納得出来ない」と
声を大にして訴えて構わないと思います。
また、加害者が職場復帰したことにより、心身の不調発生も予見されます。
心身不調が発生したならば、心療内科や精神科での受診をお勧めします。
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