ほかの職員の前で拒絶的態度や人格否定
部下にパワハラの課長処分 鹿児島・日置市教委
2021年11月13日(土) 9:00 南日本新聞
日置市教育委員会はは12日、部下にパワーハラスメント行為をしたとして、56歳の男性課長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
教委によると、課長は2019年~21年4月、部下の男性職員に対し、他の職員がいる前で恒常的に拒絶的な態度を取り、一部人格を否定するような言葉を発して、精神的苦痛を与えた。被害者が申し出て発覚した。
課長は「指導の部分もあった」と説明したという。教委は、双方や職場の同僚に聞き取り調査し、パワハラがあったと認定。管理監督責任として事務局長を口頭注意とした。
奥善一教育長は「市教育行政の信頼を損ねたことをおわび申し上げる。再発防止と信頼回復に努める」とコメントした。
《カウンセラー松川のコメント》
2年間ほどパワハラをしても減給10分の1が1ヶ月です。
訓戒等の書類上の懲戒処分に比べれば財産刑ですから重い処分です。
それでも、この程度で済むことを考えれば、
パワハラに対する認識は低いと感じております。
仕事覚えが悪い、仕事の要領が悪い、指示に従わない。
そんな問題を孕んだ部下だったのかも知れませんが、
背景が分かりませんので、詳細なコメントは出来ません。
しかし、人格否定や拒絶的な態度は大人気無いと言えます。
それにしても教育長のコメントは判で押した様な
誠意の欠片も感じられない内容ですね。
被害者の方へ
心身に不調が発生した場合は、心療内科や精神科の受診をお勧めします。
0 件のコメント:
コメントを投稿