2021年11月18日木曜日

パワハラ指摘された市長「パワハラの認識ない 指導だった」

パワハラ指摘された市長「パワハラの認識ない 指導だった」

 

2021年11月18日() 19:56 熊本朝日放送

 

 熊本県菊池市の幹部職員の男性が江頭実市長からパワーハラスメントを受けたと訴えている問題で、江頭市長は「パワハラの認識はなく指導」という考えを示しました。

 

 パワハラを訴えているのは50代の男性課長です。

 

 男性課長はKABの取材に対し、数年前から強く怒鳴られるなどパワハラ行為を受けたり、身に覚えのない噂を広められるなど嫌がらせを受けてきたとし、現在は睡眠障害で通院しているということです。

 

これに対し江頭市長は…

 

 菊池市 江頭実市長

「私自身はパワハラをしたという認識はございません。指導を行いました。当然ながら業務の内容によっては注意を強く行うということは当然あると思います」

 

 江頭市長は指導だったとし、パワハラを否定しています。市は今後、外部の委員を入れた委員会で調査を検討しています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「市長からパワハラ受けた」職員訴え 菊池市が調査【熊本】

 

2021年11月18日() 12:33 テレビ熊本

 

菊池市の幹部職員が江頭 実市長から「パワーハラスメントを受けた」と訴え、市が聞き取り調査を行っていることが分かりました。

菊池市などによりますと11月上旬、経済部に所属する50代の男性課長が市が設置する『職員目安箱』と呼ばれる意見を投稿できる専用のサイトに「先月、江頭市長からパワーハラスメントを受けた」という趣旨の相談を書き込んだということです。

この男性課長はTKUの取材に対し、「数年前から度重なる叱責や嫌がらせを受けていた。睡眠障害を発症し、生きる希望を失いつつある」と話しています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの11月17日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「市長からパワハラ」幹部職員が告発 熊本・菊池市が調査開始 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
パワハラに限らず、
ハラスメント全般で被害者と加害者の認識の違いが発生する場合もあります。
加害者は「些細な事」「正当な事」と認識しても、
被害者は「とんでもない事」「不当な扱い」と感じれば
「ハラスメントを受けた」と言えますし、それは虚偽申請でもありません。
第三者が介入し調査することで、ハラスメントか否かを決める事もありますが、
被害者にとっては[ハラスメントを受けた]との認識が続く限り、
誰が何と言おうと記憶や気持ちでは被害者であり続けるのです。

被害者の方へ
ハラスメントに限らず、加害者はなかなか非を認めないでしょう。
被害者としてはこれからが踏ん張り所です。

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