2021年4月22日木曜日

いじめ第三者委が嫌がらせと提訴 被害者「指針違反」、大阪・吹田

いじめ第三者委が嫌がらせと提訴
 被害者「指針違反」、大阪・吹田

 

2021年4月22日() 19:50 共同通信

 

 大阪府吹田市立小に在籍中、いじめを受けて長期欠席を余儀なくされた男子生徒と両親が、市教育委員会の設置したいじめ調査の第三者委員会に対し、国の指針に沿った対応を求めたにもかかわらず拒絶されるなどのハラスメントを受け精神的苦痛を被ったとして、市に損害賠償を求める訴えを22日、大阪地裁に起こした。

 

 いじめ防止対策推進法に基づき文部科学省が作成した指針は、子どもの自殺や長期欠席につながる「重大事態」と認定されたいじめを調査する際、被害者側の意向を十分に踏まえるよう求めている。原告側代理人の石川賢治弁護士は「調査する側に緊張感をもたらす契機となる」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

虐めをハラスメントとして扱っているのではなく、
第三者委員会の対応がハラスメントとして提訴された事案です。
どの様なハラスメントがあったのか具体的には分からないので
コメントも難しいです。
しかし、「国の指針に沿った対応を」との求めを拒絶したとなると、
市教育委員会の対応についての弁明も必要です。

被害者の方へ、
お子さんが虐めの被害に遭っただけでなく、
その対応をする機関からも嫌がらせを受けると言う
二次被害にまで遭って本当に災難だったと思います。
裁判で事の次第を明確にして再発防止の糧となれば
被害者の皆様の犠牲も今後の役に立てるものです。

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