激励のつもりが「泣いても誰も助けてくれない」発言、
女子生徒が不登校?
中学教諭を懲戒処分に 兵庫県教委
2021年4月27日(火) 15:50 ラジオ関西
兵庫県教育委員会は27日、女子生徒に「泣いても誰も助けてくれない」などと発言し、生徒を不登校にさせたとして、西播磨地域の公立中学校に勤務(当時)する30代の男性教諭を、同日付で戒告処分にした。教諭は、「生徒の気持ちを理解し、きめ細やかな指導をしようとする姿勢が欠けていた。フォローが足りていなかった」などと話しているという。
教諭は2019年3月、顧問を務める部活動の指導をしている際、練習が厳しかったことから泣き始めた女子生徒に対し、「泣いても誰も助けてくれない」と発言した。さらに、1か月後に退部を決めた生徒に対し、校内ですれ違った際、「先輩たちに挨拶をしたのか」「僕には何か言うことはないのか」などと畳みかけたことなどにより、生徒は登校できなくなった。
教諭は、「生徒を励ますつもりで、『頑張れ』というメッセージだった」と説明しているというが、県教委の担当者は、「不登校の原因の特定は、様々な条件が重ねっており難しい。生徒にとっては心に深く傷が残るような体験で、その一因になったのだろう」と断定した。教諭は現在、別の学校に異動しているが、当該の教育委員会が研修を行っており、部活動の指導からは外れている。
また2020年12月、同じく西播磨地域の県立高校に勤務する30代の男性教諭は、ホームルームに遅刻した生徒4人が反省してなかったことに腹を立て、胸元をつかんだり、肩を押したりする体罰をした。また、自身が担当する授業中に寝ていた2人の男子生徒を起きるように注意したが聞き入れられなかったため、2人の生徒の頭を1回ずつ軽く叩いたという。いずれも生徒にけがはなく、本人らが別の教諭に訴え、事案が発覚した。教諭は、「今後は体罰ではなく、ほかの方法で落ち着いて対応することを心掛けたい」と述べているという。
《カウンセラー松川のコメント》
公立中学校の男性教諭について、
何の部活か分かりませんが練習が厳しくて泣いたのは一人だけでしょうか?
この生徒にだけ厳しい態度を取ったのでなければ、
「泣いて済む問題ではない」と言う指導も間違いではありません。
現実問題として「泣けば問題が解決する」と
幼児の様な考えを持つ者も居るそうです。
記事だけでは判断が難しいですが、
「先輩たちに挨拶をしたのか」「僕には何か言うことはないのか」
これは[けじめを付ける事を教えたかった]のではなかったのか
とも思えます。
発生事実だけで処分をするのは教員を萎縮させるだけで
本当の問題解決には至りません。
被害者の方、
「泣いても誰も助けてくれない」これが現実だと理解してください。
厳しい様ですが、自身が問題に立ち向かう姿勢も大切です。
但し、泣きたい時に泣くのも大切ですが、
時と場所を考慮する配慮も必要です。
県立高校の男性教諭について、
態度の悪い生徒に対しての指導方法に問題があるかの記事ですが、
指導方法よりも生徒の態度の方が格段に悪いと思います。
[胸元を掴む][肩を押す]が体罰なのでしょうか?
生徒の態度の悪さから発生した行動であって、
これを罰の一種だと考えるのは尋常ではありません。
この様な事案での処分は教員を萎縮させ
指導しない事が保身に繋がるとの事なかれ主義を生みます。
被害者の生徒へ、
遅刻するな。居眠りするな。
叱られるのは当然だ。
それが嫌なら遅刻や居眠りをしないか、退学することだ。
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