【独自】被害者が報われない
…「希望部署に異動させない」発言の警視、教養課幹部に
2021年4月3日(土) 11:11 読売新聞
部下にパワハラやセクハラをしたとして、静岡県警が50歳代の男性警視を減給の懲戒処分とした問題で、警視は問題行為を起こした当時、警察署ナンバー2ポストの副署長だったことがわかった。さらに処分直後の人事異動で、警察職員の指導や育成を管轄する県警本部の教養課の幹部職に就いた。県警内からは組織の差配の妥当性を疑問視する声も出ている。
警視は昨年6~12月、部下に職員同士の交際についてしつこく確認したほか、「希望の部署に異動させないようにする」などと不適切な発言をしたとして、今年3月24日に減給10分の1(1か月)の懲戒処分を受けた。これらの行為を受けたのは男女4人だった。
複数の関係者によると、県東部の警察署の副署長のときに問題を起こした。被害を受けた部下の一人から昨年12月に県警本部の相談窓口に話があり、ハラスメントの疑いが浮上した。監察などの聴き取りに対し、警視は当初、そうした認識がなかったとされる。
その後の監察課の調査でほかの3人の被害も明らかになり、警視は「指導育成のためだったが配慮が足りなかった」と釈明したという。処分発表の際は、当時の勤務地や役職、異動の有無が明かされなかった。
警視は処分後に職員の術科指導や教育訓練を管轄する教養課の幹部に着任した。処分前に公表された春の人事異動の内示で既に決まっていた。
こうした人事に県警内からは疑問の声が上がっている。ある男性警部は「パワハラやセクハラはあり得ない。しかも教養の名がつく部署に異動した。常識外れの対応で、被害者が報われない」と憤った。別の男性職員は「(不祥事が続く中)組織として自浄作用がない」と嘆いた。
今回の人事異動などについて、県警警務課の担当者は「理由は回答できない」としている。
《カウンセラー松川のコメント》
静岡県警も[やらかし先生]のシステムを導入したのでしょうか。
県警内部の声として「常識外れの対応」「組織として自浄作用がない」
とのことですが、今更変わる訳がありません。
[キャリア組さえ安泰ならば、それで構わない]
即ち、最前線で働く地方(じかた)組は「生かさぬように殺さぬ様に」
それが地方警察の皮を被った国家警察たる[日本警察]の正体です。
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