「ここは保育園か」字が汚いと大声で罵倒
伊予市が男性職員を懲戒処分【愛媛】
2021年4月19日(月) 19:46 テレビ愛媛
郵便物の宛名の字が汚いと「ここは保育園か」と大声で罵倒したなどとして、伊予市の50代の男性職員が懲戒処分を受けました。
「戒告」の懲戒処分を受けたのは伊予市総務課の50代の男性職員です。
伊予市によりますと、この職員は3月25日、郵便物の発送作業を行っていた際、手書きの宛名の字が汚いと腹を立て、書いた職員を「ここは保育園か」「バカ」などと大声で罵倒。
さらに、止めに入った職員にも名札をつかむといった威圧的な態度をとったということです。
男性職員は一連の行為を認め謝罪、「二度としません」などと話しているということです。
伊予市は「再発を防止し市民の信頼回復に努める」としています。
《カウンセラー松川のコメント》
大声での罵倒で懲戒処分とのこと。
大声でなくても罵倒して相手が嫌悪感を持てばパワハラですが、
どの程度、字が汚かったのか、正直この部分が気になります。
手書き文字で汚い人は本当に読み難いのです。
私も前職での某部署では[難読文字読解担当]を任される程、
酷い文字の人は少なくありません。
それでも、文章の場合は前後から読解が出来ますが、
宛先となると届けられなかったり、受取人に失礼とかの問題もあります。
よって、叱りつけた人の気持ちも分からないではないです。
止めに入った人も、上手に止め方をしないと火に油を注ぐ結果になり、
今般の事案の様に自身が火傷してしまいます。
市のコメントも通り一遍過ぎて、誠意も善処する気も感じられません。
昨今の長谷スメント被害者と加害者の問題も、
[被害を訴えれば勝ち組]的な感があります。
第一の被害者の方、罵倒される程に字が汚いのは問題です。
下手なのは仕方無いですが、
丁寧に書くことで読める字にすることは可能です。
また、他所様に発信する書類なのですから、
その点も考慮するのは社会人としての常識です。
第二の被害者の方、職場で激高されたままなのは問題ですが、
仲裁の入り方次第で、丸く収まるものが悪化することもあります。
事の発端や内容と相手の性格や立場を勘案して仲裁しないと、
二次被害に遭ってしまいます。
しかし、仲裁に入るのも勇気が必要なので、
これからも懲りずに職場の良い雰囲気を維持して頂きたいです。
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