江差高等看護学院パワハラ疑惑 地元町村会が知事に要望書
2021年4月15日(木) 20:32 北海道テレビ
道立江差高等看護学院での教師のパワーハラスメント疑惑をめぐって、地元の檜山町村会が学院の運営改善などを求め鈴木知事宛てに要望書を提出しました。
要望書では一連の問題の早期解決に向けて第3者を入れた事実確認など透明性を持った調査と丁寧な説明に加え、学生が入りたいと思える学院運営などを求めました。
道立江差高等看護学院を巡っては、学生が教師から暴言を浴びせられ、不当な留年や休退学に追い込まれていると保護者らが訴えています。
檜山町村会会長の工藤昇・上ノ国町長は「学院は道立でも檜山にとってはなくてはならない学院で健全な形でここに残ってほしい」と述べ、管内の町民にとっても納得のいく答えを出してほしいと語りました。
一方、今月9日に保護者らがパワハラの速やかな認定と教師の処分などを求めた要望書に対して、鈴木知事が文書で回答しましたが「事実関係を把握して上で適切に対処する」と従来の説明にとどまりました。
保護者らは「全く進展がない」として改めてパワハラの認定と不当な処分を受けた学生への救済などを求めて今月中にも道に対し署名を提出する予定です。
※ 他社の報道も掲載致します
関係教員は「教べんとらせず」看護学院「パワハラ」問題
北海道は不適切指導認めず
2021年4月15日(木) 19:20 札幌テレビ
道立江差高等看護学院の学生らが複数の教員からのパワハラを訴えている問題で、北海道は報道陣に説明会を開きましたが、今後も調査を続けるとして現時点で不適切な指導は認めませんでした。
(保護者)「何の進展もないなっていう感じです。道は生徒が嘘をついているっていうふうにしか思えない」
保護者が憤る理由。
道立江差高等看護学院でのパワーハラスメントの訴えに対する北海道の対応です。
保護者らは学生が複数の教員から暴言をはかれたり、指導を受けられないなどのパワハラを受けたと訴えていて、先週には北海道に改善を求める要望書を提出。
北海道は15日、報道陣に説明会を開きましたが。
(北海道保健福祉部 岡本収司地域医療推進局長)「学生から提出していただいた資料もあるので、整理して個別の教員一人一人に聴取をしていく」
学生や保護者を不安にさせていいることについては謝罪したものの、「パワハラ」にあたる不適切な指導については認めず、今後も調査を続け適切に対処すると話すにとどまりました。
(保護者)「教育現場っていう部分を本当に正常化してほしいなというふうに思います」
桧山町村会は学校の運営を改善するよう、桧山振興局長に要望書を提出。
北海道は調査が終了するまで関係する教員については教べんを取らせず、学校の体制を整備していくということです。
《カウンセラー松川のコメント》
監督官庁である北海道の姿勢には[慎重]よりも[消極的]に見え、
複数の被害者の訴えに対して[暖簾に腕押し][糠に釘]の様な対応です。
現段階でパワハラを認めないのも「身内を庇っている」と思われても
止む無しです。
これでは、道は「被害者達が虚偽申告をしている」と判断しているとしか
思えません。
事の重大性に気がついていないのでしょうか?
それとも本気で不祥事隠しに走っているのでしょうか?
被害者の皆様に於かれては、
マスコミに続いて地元行政も学院の異常性に関心を持ち始めています。
道の姿勢からですとまだまだ時間を要すようですが、
諦めずに声を大にして訴え続けてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿