サウナ問題の池田市長、百条委が「不信任相当」明記へ
2021年4月7日(水) 19:42 朝日新聞
大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)が市役所に家庭用サウナを持ち込むなどした問題で、市議会調査特別委員会(百条委員会)が7日、報告書案を固めた。職員へのパワハラなども認めたうえで、「市長としての資質を著しく欠く」とし、「不信任に相当」と明記する方針だ。12日の会合で正式決定する。
サウナの問題は昨年10月に報道で発覚した。市議会は同11月に百条委を設置し、冨田氏や市職員を証人喚問して調査を進めてきた。関係者によると、7日の非公開協議で報告書案をほぼまとめた。
発端になったサウナの持ち込みについて冨田氏は「スポーツ障害の症状緩和のため」と正当性を主張した。ただ百条委側は、障害を裏付ける診断書などを冨田氏が示さなかったとし、「弁解の余地のないあるまじき行為だ」と批判した。
調査の過程で、冨田氏が多くの私物を持ち込み、昨年9~10月に計17日間、市役所に宿泊したことが判明した。昨夏の休暇時、「淡路島(兵庫県)に行った」と議会で答弁したが、実際は九州を旅行していたことも後に明らかになった。
《カウンセラー松川のコメント》
以前に市長の不信任案が提出されましたが否決されましたので、
市長と市議の会派について調べてみました。
冨田市長:元 大阪維新の会。
市議会の会派(所属政党)
青風会(無所属 5) 5名、
大阪維新の会池田(大阪維新の会 3) 3名、
自民同友会(自由民主党 3、無所属 1) 4名、
新生クラブ(国民民主党 3) 3名、
公明党(公明党 3) 3名、
日本共産党(日本共産党 3) 3名、
無所属(大阪維新の会 1) 1名。
不信任案を提出したのは自民党系の5名で
賛成したのは自民同友会2人と青風会3人とのことなので、
市議会会派の中でも割れている状況です。
市長はほぼクロの状況でも否決。
やはり政党のパワーバランスが働いているのでしょうね。
さて、市長の不信任案はどうなるのでしょうか。
後々自分たちが美味しい思いができなくなる。これに限りますかね。
返信削除守られ、甘い汁を吸ってきた者はやめられないのでしょう。がっかりですね。
現在の市議からどれだけの人が市長になるか分かりませんが、市長と市議と言うよりは各会派で持ちつ持たれつで居たいのかも知れません。
返信削除まだ、正式な報告書が発表されていないので、先行き不透明な部分もあります。もう暫く様子を見ていると、市議達の思惑の有無も別の形で現れるかも知れません。