涌谷保育園のパワハラ労働審判「困難」
仙台地裁が手続き打ち切り
2021年4月23日(金) 16:04 河北新報
涌谷保育園(宮城県涌谷町)を経営する社会福祉法人涌谷みぎわ会の理事長からパワーハラスメントを受けたとして、同園を退職した保育士ら元職員12人が、退職を余儀なくされた精神的苦痛への慰謝料など計約2600万円の損害賠償を求めた労働審判で、仙台地裁は22日、審判手続きの打ち切りを決めた。
元職員側によると、地裁は「対象人数が多く、計3回の審判では事実認定が困難だ」と打ち切り理由を説明した。今後は地裁での民事訴訟に移行する。
申し立てによると、理事長は園長に就いた2015年4月から20年3月、職員を大声で威嚇して問い詰めたり、特定の職員を無視したりしたとされる。
理事長は職員らの求めに応じる形で園長を辞職したが、その後、園の施設管理者となったため、申立人を含む職員17人が20年11月に退職した。
《カウンセラー松川のコメント》
一見、労働審判を請け負った仙台地裁にとって
荷が重すぎて投げ出した感のあるニュースですが、
実際に労働審判が継続しても
この理事長では「理事長側に問題無し」とでも
労働審判が出ない限り、到底審判の結果には納得せず、
異議申し立てをして民事訴訟に移行するのは
これまでの奇行や言動で火を見るより明らかです。
よって、時間も労力も無駄にしない為に
労働審判を打ち切ったのは正解と思います。
被害者でもある申立人の皆様も
労働審判で決着がつくとは思っていないはずです。
民事訴訟では長い年月を要しますが、
ここでくじけずに最後までやり遂げて欲しいです。
また、社会派の弁護士の方々は
この様な虐げられた労働者に救いの手を差し伸べて欲しいです。
尚、労働審判についての説明は
以下のサイトを御参照ください。
労働審判手続 | 裁判所 (courts.go.jp)
そうですね。
返信削除民事訴訟で勝訴を願いたいです。
ここまで来たら、もう裁判で白黒つけて
削除この理事長の本当の姿を記録に残すしかありません。