2021年4月1日木曜日

【長崎】ハラスメント行為の男性警部を本部長注意

【長崎】ハラスメント行為の男性警部を本部長注意

 

2021年4月1日() 21:08 長崎文化放送

 

部下に対しパワハラやセクハラ行為をした長崎県警の男性警部が本部長注意処分を受けていたことが分かりました。県南地域の警察署に勤務していた50代の男性警部は、おととし12月下旬から去年5月上旬までの間、部下の男性に指導中「お前帰れ。本当に気の利かん」と叱責。また別の部下の女性には他の職員がいる前で有給休暇の取得を制限するような発言をしたほか、複数回にわたってからかうような呼び方をしたということです。去年7月、被害を受けた職員らが別の上司に相談。その日のうちに、その上司が県警警務課に通報しパワハラとセクハラが発覚しました。男性警部は事実を認め、パワハラについては「実力を付けてもらおうと指導していたつもりだったが、指導の過程で声が大きくなったり感情的になった」と話しています。セクハラについては「親しみを込めて言った言葉で、セクハラになるとは思っていなかった」と話しています。長崎県警は、男性警部を311日付で本部長注意処分としました。


《カウンセラー松川のコメント》

「お前帰れ」は怒った上司の言葉あるあるでした。
これで帰宅してしまうと更に怒られるのですけどね。
定番は怒られた部下が「申し訳ありません」と詫びて終わってました。
但し「気の利かん」この部分については、
職務執行上必要な内容だったのか疑問も残ります。
有給休暇を使用する事について他の職員が居ようが居まいが
制限をするのは時季変更権を行使する以外では違法行為です。
[からかうような呼び方]これは殆どアウトになる事案です。
この部分がセクハラと認定されたのでしょうから、
女性に対して性的な意味を含んだ呼び方をしたのだと思います。
法執行機関と言われる警察だからこそ、
法令遵守については見本とならなければならないはずです。
警察官、特に上席者は法執行者として恥ずかしくない勤務態度で
職務に臨んで欲しいです。

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