教員のわいせつ事案、原因の一つは「子どもとの距離感の誤認」
神奈川県教委の有識者会議、提言まとめる
2021年4月20日(火) 21:31 神奈川新聞
わいせつ事案を起こす教職員をなくすため、神奈川県教育委員会が立ち上げた有識者会議は20日、事案の根絶に向けた提言をまとめ、桐谷次郎教育長に提出した。
組織的なサポート体制の整備や専門家との積極的な連携などが柱で、倫理指針の策定といった8項目の具体策を盛り込んだ。提言を受け、県教委は今月中に具体的な取り組みをまとめる。
提言では、過去の事例からわいせつ事案の発生原因を▽教職員の理解不足▽相談を受ける際の児童・生徒との距離感の誤認や判断誤り▽行動抑止の仕組みやサポート体制の不足▽性癖などの個人的資質─と分析。
具体的な対応策として、教職員の倫理に関する指針の新規策定や、再発防止対策につなげられるよう臨床心理士による加害者の教職員への面談を提案した。また、性被害への影響について理解を深めるため、専門家や関係団体と連携した研修の実施や、校内で不祥事を未然防止・早期発見する体制づくりなども求めた。
《カウンセラー松川のコメント》
神に仕える聖職者と呼ばれる方々でさえ、
いざ蓋を開けてみれば数々の性犯罪が露見しているのです。
生徒児童と言う羊の群れに、教員と言う狼か羊を入れるのですから、
狼の様な教員ならば学校は理想的な職場です。
それを単なる教員に倫理観を求めたり、教育の徹底だけで
わいせつ事案が抑止出来るのでしょうか?
今の日本は「やったもの勝ち」の部分が多過ぎます。
現発の安全性、政権寄りの業者への業務依頼、議員による口利き・・・
もう枚挙に暇がありません。
この様な世の中で教員にだけ倫理観を求めるのは、
やはり無理だと思います。
どんなにインセンティブを与えても、
逆に厳罰を制度化しても、やる奴はやるのです。
常時複数教員で対応を義務付けるくらいしか有効策はないと思います。
それでも、この教員同士がグルになれば何の抑止効果も無いですが。
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