対応変更はありうる 江差のパワハラ問題で道
2021年4月9日(金) 20:00 朝日新聞
北海道江差町の道立江差高等看護学院で、学生や保護者らが教師によるパワーハラスメントを訴えている問題で、道は実態調査を進める方針だ。7日の保護者説明会で道はパワハラを認定しなかったが、保護者は反発。道幹部は9日の朝日新聞の取材に対し、過去の指導実態を調査し、パワハラが明らかになれば、休退学者や留年者への対応を変更する可能性があるとした。
一方、9日には保護者らが道にパワハラの認定を求める要望書を提出。中退した元学生は「道庁職員は先生たちの仲間なのでは、という疑いは持っている」と話した。
道保健福祉部の岡本収司・地域医療推進局長が朝日新聞の取材に応じ、「教師の不適切な指導の問題が出てくれば、さかのぼって経過を調べたうえで、(休退学者や留年者への)対応の変更はありうる」と述べ、学生への救済措置を検討することを示唆した。
学生や保護者によると、昨年秋ごろから「教師のパワハラに対処してほしい」と道に要望していた。しかし道が問題を認識したのは今年1月で、聞き取り調査を行ったのは3月に入ってからだった。岡本氏は「看護師の国家試験の時期に重なるため、学生や教師の動揺を招くと思った」と語った。
「パワハラ認めない理由知りたい」看護学校で暴言など訴え
学生と保護者が「直訴」
2021年4月9日(金) 18:42 札幌テレビ
道立江差高等看護学院の学生らが複数の教員からパワハラを受けたと訴えている問題で、保護者と学生らが「教員の処分」などを求めて北海道に要望書を提出しました。
北海道に要望書を出したのは、道立江差高等看護学院の学生とその保護者らです。
学生らは日常的に複数の教員から、暴言や指導を受けられないなどのパワハラを受けたと訴えています。
北海道は7日の説明会でパワハラの事実について認めず、調査を継続するとしました。
要望書ではこれをうけて「パワハラの認定」や「関係教員の処分」などを求めています。
(学生)「ここまで声もあがっているのにパワハラを認めないのは理由が知りたい」
鈴木知事は記者会見で「重く受けとめ、すみやかに対応するよう指示をした」と話しました。
《カウンセラー松川のコメント》
昨年の秋頃からパワハラについて要望していたのに、
認識したのが年明けの1月。
道の担当者はどの様な仕事をしていたのでしょうか?
学校専従ではないにしても、
校内でのバワハラ事案についての訴えを早急に対処する意思は
全く無かったとしか思えません。
困っている者に耳を貸す姿勢が無いならば、
公務員に成る資格は無いと思います。
この様な姿勢だから、
現状でも「対応が手緩い」との指摘を受けるのでしょう。
被害者や保護者の方にとって頼りになると思った
監督官庁がこの有り様では天に見捨てられた気持ちではないでしょうか。
報道機関がいろいろとニュースにしておりますので、
世論を味方に付けて納得の行く答えを道から勝ち取って欲しいと思います。
そして、機会や時間等が許されるならば、看護師への道を歩んで欲しいです。
まぁ~だ調査とかいっちゃってるんですか。。。はぁ~困ったちゃんたちですね。
返信削除調査している間に証拠を隠滅でもしようとしているのかと勘繰りたくなります。
削除または、お手盛りの調査で「パワハラはありませんでした」と逃げ切ろうとしているのか・・・
今後の対応が心配になっております。