「指導でかっとなった」
複数の部下に暴行、パワハラで自衛官を停職処分 館山航空基地隊
2021年4月16日(金) 11:54 千葉日報
海上自衛隊第21航空群(館山市)は15日、複数の部下に暴行を加えるパワーハラスメントを行ったとして、館山航空基地隊の30代男性尉官を停職15日の懲戒処分にした。
同航空群によると、男性尉官は2018年2月25日から20年1月18日の間、複数の部下の男性隊員に対し、手のひらで頭や肩をたたいたり、足のすねを蹴ったりし、うち1人の両足に軽傷を負わせた。
部内の聞き取り調査に対し男性尉官は「指導で部下の態度や言動に思わずかっとなってしまった」と謝罪している。被害を受けた隊員の報告で発覚した。
《カウンセラー松川のコメント》
複数の部下に暴行を加えたものの負傷者は1名だったことが
不幸中の幸いと言えましょう。
しかし、それが逆にパワハラの発覚を遅らせたとも言えます。
加害者は「部下の態度や言動」が原因と回答していますが、
複数の部下の態度や言動が悪かったとすると、
・加害者が激情し易い
・被害者の態度や言動が悪い
・部下による上司へのハラスメント
このどれかが該当すると思います。
規律の厳しい自衛隊に於いて
複数の部下が態度も言動も悪いとは思えませんので、
他の2つのどちらかが原因でしょう。
熱い方が多い職場でもありますので、
原因は前者かと思うのですが・・・
それにしても傷害事件なのに職場内なら
ハラスメントで済ましてしまうのもいかがなものかと思います。
被害者の方々も、ハラスメントと感じたら、
とりあえず適切な部署に通報をしておくのが妥当だと思います。
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