2021年4月16日金曜日

空手のパワハラ認定せず 強化委員長解任の連盟

空手のパワハラ認定せず 強化委員長解任の連盟

 

2021年4月16日() 10:33 共同通信

 

 空手の東京五輪組手女子61キロ超級代表の植草歩選手が香川政夫前選手強化委員長からパワハラを受けたと訴えた問題で、全日本空手道連盟がパワハラを認定しなかったことが、16日までに開示された文書で明らかになった。

 

 公式サイトの倫理委員会報告書の骨子などによると、香川氏の行為は「身体的暴力」に直接該当しないものの「不適当な行為」と結論づけられた。その上で、全空連理事会が「選手強化委員長という社会的立場の高さに照らし、竹刀稽古に関わる言動をもって、強化委員長を解任すること」を決議したと説明。こうした経緯を踏まえ、パワハラなどの訴えは「調査には及ばない」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

この事案の当初は、加害者が被害者の顔面を狙って竹刀で突いた結果、
被害者は目を負傷した為にパワハラ行為で連盟に訴えたのですが、
刑事告発する話が立ち消えになったり、
他者から「竹刀で顔面を突いたのではない」との発言があったり、
被害者の素行に疑問点がある等、いろいろな報道がされていました。
これらを勘案すると、
「スポーツチャンバラの用具を使う等の配慮の欠如は指導者として不適切」
よって「強化委員長の解任が妥当」となったのでしょう。
そうでなければ、竹刀で顔面を突く行為で目を負傷までしているならば、
それは「身体的暴力」以外の何物でもないからです。

被害者の方は、この見解や処分に不満ならば、
当該事案を司法の場に持ち込むべきです。
負傷して医師の診断書まであるのですから、
刑事告発なり損害賠償請求なりをするべきです。
それをしないのならば
「パワハラは嘘だった」とか「長いものに巻かれた」とか
周囲は感じるでしょう。

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