2021年4月14日水曜日

【山口】長門市消防本部元司令補・分限処分取り消しの判決

【山口】長門市消防本部元司令補・分限処分取り消しの判決

 

2021年4月14日() 18:18 山口放送

 

部下への暴言や暴行を繰り返したとして免職処分となった、山口県長門市消防本部の元・司令補の男性が処分の取り消しを求めていた裁判。山口地方裁判所は14日、男性の請求を認め免職処分の取り消しを命じる判決を言い渡した。

訴えていたのは長門市消防本部の元・司令補の男性。男性は部下に対し、暴言や暴行を繰り返したとして2017年8月に分限免職処分となった。分限処分とは公務員に対し勤務実績が良くない場合や職に必要な適格性を欠く場合に行われるもの。男性は暴行については認める一方、市が行った聞き取り調査は十分ではなく、不当な評価をされたとして処分の取り消しを求めていた。14日の判決で山口地裁の山口格之裁判長は「上司から部下への遠慮のない言動を黙認する風潮もあった」と認定し、「男性のパワハラ行為が免職を相当とするほど適格性の欠如があるとまでは認められない」などとして長門市に対して処分の取り消しを命じる判決を言い渡した。長門市の江原市長は「市の主張が認められなかったのは誠に遺憾。今後の対応は判決内容を精査して検討する」とコメントしている。


《カウンセラー松川のコメント》

地方裁判所の判事には変わった考えをお持ちの方も多い様なので
この判決が確定するとは思えません。
「上司から部下への遠慮のない言動を黙認する風潮もあった」
とのことですが、
「その風潮をパワハラの免罪符にしてはならない」と思います。
会津什の掟にもある「ならぬことは、ならぬものです」
当に部下への暴言や暴行を行って良い訳が無いのです。
逆に故意の暴力や執拗な嫌がらせをする職員は、
健全な職場作りの観点から免職で構わないと確信しております。
どうか、長門市に於かれては断固控訴の方針を貫いて欲しいと
切に願っております。

被害者の方に於かれましては、
「地裁ではトンデモ判決もある」と感じて頂き、
市当局の良識有る判断を期待して欲しいと思います。

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