虐待通報記録を二重作成、京都 労働局の担当官
2021年4月3日(土) 19:22 共同通信
京都信用金庫に勤めていた障害のある30代男性が2017年、職場で差別やパワハラを受けたと京都労働局に虐待通報したのに対し、当時の担当官が内容が異なる相談の「処理経過」を2枚作成していたことが3日、男性の代理人弁護士への取材で分かった。労働局は当初虐待を認めなかったが、男性側の抗議を受けた再調査で認定している。
喜久山大貴弁護士は「なぜ文書を二重に作る必要があったのか。虐待認定経過からしても障害者を侮っている。行政の信頼を地に落とす行為」と指摘。担当官を虚偽公文書作成容疑などで京都地検に告発するとしている。男性は「捜査で真相を明らかにしてほしい」と話した。
《カウンセラー松川のコメント》
[労働基準監督官の絶対数が足りない]
もう何年も言われ続けている言葉です。
しかし、政府としては抜本的解決策を採らないでいるので
この様に手抜きや誤魔化しをする者が現れるのです。
地道に働く者が報われない社会が完成したら、
その国の没落は保証されたも同然でしょう。
政権に寄り添う企業だけが潤う社会は
その前兆ではないでしょうか?
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