2021年4月12日月曜日

大阪・池田市長に”不信任決議が相当”  サウナ持ち込みやパワハラで  虚偽答弁で刑事告発も 百条委員会

大阪・池田市長に”不信任決議が相当”
 サウナ持ち込みやパワハラで
 虚偽答弁で刑事告発も 百条委員会

 

2021年4月12日() 19:04 関西テレビ

 

市役所へのサウナの持ち込みや職員へのパワーハラスメントなどを指摘されていた大阪府池田市の冨田市長。

 

問題を調査した百条委員会が報告書を公表し、「不信任決議が相当で、虚偽の答弁もあり刑事告発すべき」と結論付けました。

 

【百条委員会・前田敏委員長】

「公私混同であり、不適切な庁舎使用だと認められる。行政の長たる市長としての資質に著しく欠けると判断する」

 

池田市議会の百条委員会が12日に公表した報告書には、冨田裕樹市長への厳しい言葉が並びました。

 

202010月に発覚した家庭用サウナの持ち込み問題。

 

【池田市・冨田裕樹市長(202010月)】

「私は大学アメフト時代からスポーツ障害のために腰椎椎間板ヘルニアで4度手術しており、後遺障害の症状緩和のために設置しました」

 

市長は「健康上の理由でサウナを持ち込んだ」と訴えていましたが、報告書ではそれを裏付ける診断書や通院履歴などが示されなかったと指摘した上で…

 

【百条委員会・前田敏委員長】

「弁解の余地のない市長としてあるまじき行為であったと判断せざるを得ない」

 

報告書ではさらに冨田市長が職員に対して「民間ではクビ」と発言したり、大声で叱責したことなどをパワハラと認定。その上で、「市長としての資質を著しく欠き、不信任決議が相当」と結論付けました。

 

【百条委員会・前田敏委員長】

「今こそ自ら辞職し、民意を問うことを求める」

 

委員会はまた、冨田市長の証人喚問で虚偽の答弁が2件あったとして、地方自治法違反の疑いで大阪地方検察庁に刑事告発をすべき」としました。

 

冨田市長は取材に対し「報告書を拝見いたします。記者会見の準備を進めているところです」と文書でコメントしました。


《カウンセラー松川のコメント》

先般の市長不信任案は否決されましたが、
今度はどの様な動きとなるのでしょうか?
市議会による百条委員会で
「不信任決議が相当」との報告が出されれば、
議会としてこれを無視する訳には行かないでしょう。
しかし、これで不信任案が可決したとしても
ここまで強情な市長ならば「毒を食らわば皿まで」とばかりに
市議会を解散させると予想しています。

被害に遭われた方にとっては
市長解職で気が済むとは思えませんが
せめて市長が二度と公職に就けない事で
ハラスメントの加害者がどうなるかを
世に知らしめる役割を担えたことで
納得をして欲しいと想います。

2 件のコメント:

  1. 「大学アメフト時代からスポーツ障害のために腰椎椎間板ヘルニアで4度手術して・・・」
    事実であろうとも、こんな理由で市長室にサウナなど認められるわけがないでしょう。診断書がどうとかの問題ではないですよね。健康上に不安があるならば、どうか静かに治療に専念されるべきと考えます。あ、ここで評論しても仕方ありませんが、しかし世の中には自分勝手な理由をこじつける方がいるものですね。これでパワハラを受けた方はたまらないですね。

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  2. 記事やコメントに対しての評論でも大丈夫です。
    自身の体調不良により現状の設備で公務遂行が困難ならば、辞任するのが筋だと私も思います。
    こんな屁理屈を付ける様な人だから、自己中心的にパワハラも行うと思われても止む無しでしょう。

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