同僚の自衛官に対し、容姿や年齢からかう“セクハラ”発言
…50代の男性幹部、懲戒処分「セクハラにあたる認識なかった」
2022年9月14日(水) 12:12 北海道放送
同僚の自衛官に対し“セクハラ”発言をしたとして、航空自衛隊は、50代の男性幹部を懲戒処分としました。
戒告の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊第2航空団整備補給群に所属する50代の男性准空尉です。
航空自衛隊によりますと、男性准空尉は6月17日、千歳基地内で開催された持続走大会に参加していた同僚に対し、応援席から容姿や年齢をからかうような侮蔑的なセクハラ発言をしたということです。
同僚の性別などについて、航空自衛隊は明らかにしないとしていますが、同僚が相談窓口に相談して、発覚。航空自衛隊が確認したところ、男性准空尉は発言を認めました。
男性准空尉は「言った言葉がセクハラにあたるという認識がなかった」と話していますが、現在は反省しているということです。
航空自衛隊は「セクハラは、健全な職場環境に多大な影響を与える行為であり誠に遺憾です。再発防止に向けて、隊員指導をより厳正に行って参ります」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
悪質性について不明な点もありますが、
被害者が相談窓口に申告しているので、それなりの発言だったのでしょう。
加害者の「言った言葉がセクハラにあたるという認識がなかった」も
故意犯でも言い逃れとして「○○だと思わなかった」を使いますので
どこまで本当だかは分かりません。
もしかしたら、セクハラに該当するか微妙な内容だったのかも知れません。
処分内容も記されていないので、大きな問題に発展していないのかも知れません。
被害者の方へ
ハラスメントの被害感覚は受けた者にしか分かりません。
受忍限度も特に設けられていませんから、
「被害を受けたな」と感じられたら、必要な行動に出るのが良いでしょう。
放置していると、御自身への被害が増えるだけでなく、
被害が拡大する可能性もありますので。
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