2022年9月27日火曜日

上司だけ隔離した座席表、アクリル板に目隠し…警察官が逆パワハラ

上司だけ隔離した座席表、アクリル板に目隠し…警察官が逆パワハラ

 

2022年9月27日() 17:33 朝日新聞

 

 上司に対して嫌がらせや無視をする「逆パワハラ」を繰り返したとして、兵庫県警が阪神方面の警察署に勤務する3040代の男性巡査部長2人を警務部長訓戒などの処分にしていたことが、朝日新聞の情報公開請求でわかった。

 

 監察官室によると、2人は25月、同じ部署の上司の40代男性警部補に対し、必要な連絡をしなかったり、呼びかけを無視したりした。

 

 他に、渡されたメモを目の前で破るしぐさをした▽上司の机の前にあるコロナ対策の透明アクリル板にポスターを貼って視界をさえぎり、孤立感を深めさせた▽新しい座席表をつくる際に上司だけ隔離したものを作って回覧した――などの行為も確認されたという。

 

 上司が別の上司に相談し、県警が調査していた。2人は「上司の働きぶりに不満があった。大人げない対応をしてしまい反省している」と話しているという。



※ 他社のニュースも掲載致します

上司に「逆パワハラ」巡査部長2人を処分
 悪口や無視、カップ麺を踏みつぶすなど 兵庫県警

 

2022年9月28日() 16:15 神戸新聞

 

 上司に嫌がらせや無視をする「逆パワハラ」をしたとして、兵庫県警は阪神地域の警察署の生活安全部門で勤務する40代の男性巡査部長を警務部長訓戒、30代の男性巡査部長を所属長訓戒とした。2人は「適切に指揮をしない上司に不満があった」と話しているという。処分は8月26日付。

 

 県警によると昨年3月、2人に上司として40代男性警部補が配属されたが、2人は上司の仕事ぶりに不満を抱き、今年2~5月、警部補に聞こえるように悪口を言ったり、呼びかけを無視したりしたという。

 

 ほかにも、上司が作成した指示のメモを目の前で破るまねをした▽新しい座席表を作成する際、上司だけ隔離したものを作って回覧した▽新型コロナウイルス対策で設置しているアクリル板にポスターを貼り、上司の視界を遮った▽上司が取り置いていたカップラーメンを踏みつぶした-などの嫌がらせをしたという。

 

 5月に警部補が上司の警部に相談して発覚。2人は「大人げない対応をして反省している」と話しているという。

 

 また、県警本部が作成した関係法令集7冊をフリーマーケットサイトに出品し、約3万円で転売したとして、東播地域の警察署に勤務する40代男性巡査長も所属長注意処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

署の生活安全部門でのパワハラ事案。
しかし、今般の事案は部下から上司へのパワハラ。
俗に[逆パワハラ]と称されてますが、
パワハラの定義からすれば下位者から上席へのパワハラも存在します。
例え無能な上司であっても勤務評定をする者に対して嫌がらせをすれば
それは後から自分達に返って来ることが分からないのでしょうか。
きっと、こんな事を平気でするのですから、
社会の仕組みなんて分からないのでしょうね。
それから自分達のバックに相当有力な実力者が控えていたのでしょうか。
しかし、訓戒とは言え懲戒処分を受けてしまったのですから、
やはり将来に対してマイナスな行為でありました。

被害者の方へ
階級社会とは言え「星の数よりメンコの数」とも言われるます。
しかし、相手は40代と30代の巡査部長。
ここは階級に物を言わせても良かったのかと思いますが、
元々問題のある二人だったのでしょうか。
それならば、見事に彼等の履歴に赤を付けられたのですから
お見事であります。

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