小学校元教頭がパワハラ受け提訴
福島県と本宮市に賠償請求
2022年9月21日(水) 10:51 福島民友新聞
福島県本宮市の小学校の元教頭が20日までに、上司だった校長2人からパワーハラスメントを受けるなどして精神疾患を発症し、退職を余儀なくされたとして、県と本宮市に慰謝料など計約1361万円の損害賠償を求め、地裁郡山支部に提訴した。提訴は8月1日付。
訴状によると、元教頭は2018(平成30)年4月に同校の教頭に就任。当時の校長と後任の校長から続けてパワハラを受け、さらに長時間労働を課せられたという。
医師から適応障害と診断されて休職し、その後復職したが、長時間労働が改善されることはなく、退職せざるを得なくなったとしている。
福島民友新聞社の取材に対し、本宮市は「裁判を通して市の主張をしていく」、県教委は「現在訴状内容の確認中で、コメントは差し控えたい」とした。第1回口頭弁論は11月22日午前11時から地裁郡山支部で開かれる。
《カウンセラー松川のコメント》
小学校で上から2番目に位置する教頭がパワハラ被害者の事案です。
4年間に連続した二人の上司(校長)から加害されたとのこと。
2018年以降の被害ですので、校長間で申し送りでもあったのでしょうか。
具体的なパワハラ内容は記されていませんが、
長時間労働を課した行為も[過大な要求]と言うパワハラに
該当する可能性もあります。
管理職や幹部であってもハラスメント被害者になり得ます。
組織内の身分や立場に関わらず被害者として気軽に相談出来る雰囲気や環境が
必要かと思います。
被害者の方へ
報道では詳細が分かりませんが
パワハラと感じたのならば、それが正しい受け止め方なのでしょう。
裁判は長く手間を要しますが、真実を明かし、正しい判断をして貰いましょう。
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