女性の元自衛隊員のセクハラ被害訴え受け…防衛省が調査へ
5年ぶりの特別防衛監察
2022年9月13日(火) 23:06 テレビ朝日
自衛隊の元隊員の女性が訓練中のセクハラ被害を訴えていることなどを受けて、防衛省は事実を解明するための「特別防衛監察」を13日から始めたと発表しました。
特別防衛監察は、防衛省・自衛隊が関わる不祥事などが起きた時に事実を解明するため、防衛省・自衛隊内の全ての組織に対して調査を行うものです。
10月末を締め切りとしてハラスメント被害などを申し出てもらい、関係者への聞き取りなどを実施する予定です。
調査結果は浜田防衛大臣に報告したうえで、一般にも公開されます。
自衛隊のハラスメントを巡っては、元陸上自衛官の五ノ井里奈さんが訓練中に男性自衛官から性的被害を受けたとして、防衛省に対し調査を求めていました。
特別防衛監察が実施されるのは、5年前の南スーダンPKO部隊の日報問題以来です。
自衛隊ハラスメントで特別監察 10月末までに報告求める
2022年9月13日(火) 19:47 共同通信
防衛省は13日、全自衛隊を対象にしたハラスメントに関する特別防衛監察を同日から始めたと発表した。浜田靖一防衛相が監察計画をこの日承認した。10月末を締め切りとして、ハラスメントの相談をしたのに適切な対応をしてもらえない場合や、上部組織への報告を怠っているといったケースを申し出るよう求める。重大性や犯罪性があると判断すれば、締め切りを待たずに、関係者への聞き取りや部隊への立ち入りに入る。
今回の監察では、セクハラやパワハラなどハラスメント全般を調べる。自衛隊員全員へのアンケートではなく、隊員に対し、問題ケースを申し出るよう求める形で実施する。
《カウンセラー松川のコメント》
［特別監察］と名前は仰々しいですが、監察の手法としては
全隊員への調査ではなく、問題があれば申し出る形とのこと。
これで本当に全ての問題が集まって来るのでしょうか。
狭い世界だけに「○○が申し出たみたいだ」的な情報が
部隊内で伝わってしまう気がしますし、
それを恐れて申し出がし憎いとも感じられます。
もしかして、今般のはアリバイ作りの為の監察かも知れません。
被害者の皆様へ
調査対象者を絞る事で業務の煩雑さを軽減しているのかも知れませんが、
これで本当に膿を出せるのか心配だと思います。
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