2022年9月5日月曜日

市に要望したエアコン設置を校長らが妨害…適応障害発症の教諭が「パワハラ」だと提訴

市に要望したエアコン設置を校長らが妨害
…適応障害発症の教諭が「パワハラ」だと提訴

 

2022年9月5日() 17:22 毎日新聞

 

 大阪府高槻市の中学校で、男性教諭が美術室でのエアコンの設置を市に要望したにもかかわらず、校長などに妨害されて適応障害を発症したとして、損害賠償を求める訴えを起こしました。

 

 訴えによりますと、高槻市立第二中学校の美術室にはエアコンがなく、好田得二教諭(60)が2012年ごろからエアコンの設置を市教委などに要望していました。しかし、校長らが要望を妨害したことで、好田教諭は今年4月に適応障害を発症。一連の行為が「パワハラ」だとして、市などに対して約330万円の賠償を求めています。

 

 また去年6月には美術部の活動中に生徒が熱中症で倒れているということです。

 

 (高槻市立第二中学校 好田得二教諭)

 「子どもの命と健康が今も危険にさらされています。子どもたちのために早くエアコンが設置されてほしいと思います」

 

 高槻市は「訴状を確認していないのでコメントを差し控えたい」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

10年前からの要望が未だに実現されない背景に校長らによる妨害があった。
何だかサスペンスドラマの設定の様な事情です。
学校としては余計な経費を要する事で幹部の経営能力を疑われると
恐れているのでしょうか?
エアコンが設置されないだけで適応障害になるとは考え難いので、
この要望に対して様々な嫌がらせもあったのではないかと推測します。

被害者の方へ
裁判に持ち込むとは相当の怒りがあったのだと思います。
手間暇を要しますが正義を貫いて欲しいと願っております。


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