2022年9月12日月曜日

心の不調リスク、1・9倍高く  コロナ禍、介護の負担増で

心の不調リスク、1・9倍高く
 コロナ禍、介護の負担増で

 

2022年9月12日(月) 15:06 北國新聞

 

 コロナ禍で家族を介護する負担が増えた人は、メンタルヘルス(心の健康)が不調となるリスクが1・9倍高くなる―。こうした調査結果を、地方独立行政法人「東京都健康長寿医療センター」が発表した。感染拡大への懸念などで介護サービスの利用が制限されたことが影響したとみられる。

 

 2020年8~9月に、ネットで実施した調査のデータを利用。回答した15~79歳の全国約2万5千人のうち、家族などの介護をしている1920人を対象に調べた。

 

 コロナ流行前より介護の負担が増えたとした人は56・7%で、負担が増えていない人と比べて心理的苦痛を感じている割合は1・9倍高かった。


《カウンセラー松川のコメント》

感染防止の理由から老健施設等でのデイサービスも休止となり
これにより24時間在宅の状態になるだけでも家族の負担は大きくなります。
それに加え、デイサービスを受けない事による認知症の発生や進行もあり、
家族による介護の負担が大きくなった事例も多い様です。
更にコロナ禍による在宅勤務や自粛からの閉塞感も加わる事で
精神的負担は計り知れないものとなっています。
コロナへの対応も活動しながらの感染予防にしないと、
経済的な打撃だけでなく、この様な別の問題も発生するのです。


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