2022年9月26日月曜日

ラブホテルに強引に連れ込もうと…海上自衛隊員を懲戒処分【長崎県】

ラブホテルに強引に連れ込もうと
…海上自衛隊員を懲戒処分【長崎県】

 

2022年9月26日() 12:48 テレビ長崎

 

護衛艦「こんごう」の乗組員の男性隊員が、2019年に後輩の女性隊員を強引にラブホテルに連れ込もうとするなどセクハラ行為をしたとして、海上自衛隊は男性を26日付けで停職4カ月の懲戒処分としました。

 

停職4カ月の懲戒処分を受けたのは、佐世保を母港とする護衛艦「こんごう」の乗組員で30代の3等海曹の男性です。

 

海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと、この男性隊員は201910月、県外の寄港地の飲食店で会食中、後輩の女性隊員の肩や腕を繰り返し触ったうえ、ラブホテルに強引に連れ込もうとしました。

 

その後、逃げる女性隊員を執拗に追いかけ、ネットカフェでは女性隊員と同じ個室に宿泊しようとするなどして、女性隊員に精神的・身体的苦痛を与えたものです。

 

女性隊員が上司に相談して発覚しました。

 

会食の場にはほかに同僚隊員1人が同席していたということです。

 

男性隊員は「自分の発言や行為が記憶にないほど飲酒していた」と話しているということです。


《カウンセラー松川のコメント》

上陸して個室のある場所で肉欲を満たしたく
後輩女性隊員をラブホテルに誘うも失敗。
嫌がり逃げた後輩女性隊員を徹底的に追跡して、
逃げ込んだネットカフェの個室にまで侵入。
これはもうセクハラでなく、婦女暴行ではないかと思うのです。
ここまで罪を犯しても部隊内の問題として
停職4か月の懲戒処分で済むのですから、
自衛隊内でのセクハラも無くならない訳です。
加害者も組織から見れば貴重な人材かも知れませんが、
信賞必罰、一罰百戒を実践しなければ良質な隊員の確保は
難しくなると思います。

被害者の方へ
事案から3年弱にして漸くの懲戒処分。
しかし、それは停職に過ぎませんでした。
今後も安心して業務遂行出来るのか心配です。
心身に不調を感じたら心療内科や精神科への受診をお勧めします。

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