2022年9月5日月曜日

セクハラや嫌がらせ理由で退職…2020年調査時に比べ倍増 山形県

セクハラや嫌がらせ理由で退職…2020年調査時に比べ倍増 山形県

 

2022年9月5日() 12:29 山形放送

 

山形県労働組合総連合が山形県内のハローワークを訪れた人を対象にした調査で、セクシャルハラスメントや嫌がらせを理由に会社を退職した人が2020年の前回調査結果に比べ倍増したことがわかった。

 

このアンケートは、ことし6月から7月にかけて、山形県内8つのハローワークで求職に訪れた人を対象に実施された。

2年ぶりの実施となったことしは269人から回答を得た。このうち、勤めていた会社を退職した理由について、セクハラや嫌がらせが原因とした人は全体の7.1%で、2020年の前回調査の結果に比べて約2倍に増加したという。

山形県労働組合総連合・勝見忍議長「コロナ禍という状況がハラスメント行為を助長させている要因になったのではないか」。

山形県労連は、コロナ禍によるストレスのはけ口が職場でのセクハラや嫌がらせにつながっている可能性があるとして、職場の環境改善などを図っていくよう求めている。


《カウンセラー松川のコメント》

この調査は山形県内で行われたものですが、
我が国全般の傾向と見ても間違いはないと思います。
コロナ禍で[自粛]から自粛と言う名の[行楽控え強制]に至ることで
ストレスは溜まる一方なのが実状でしょう。
そこへ不景気の追い風ですから、心が荒み、弱い者虐めに至るのも
悲しいですが必然と言えましょう。
伝染病の蔓延防止は健康な生活を送る為に必要な事ですが、
無期限、しかも長期の我慢は精神衛生上では悪いです。
燃料価格の高騰から来る物価高と追いつかない賃金上昇。
官民挙げての対応をしないと、弱い人から次々に犠牲となります。
その犠牲者、次は私や貴方かも知れません。

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