2022年9月6日火曜日

女子生徒に不適切行為、教諭2人懲戒処分 栃木県教委

女子生徒に不適切行為、教諭2人懲戒処分 栃木県教委

 

2022年9月6日(火) 19:45 下野新聞

 

 生徒への不適切な言動があったとして、県教委は6日、県東の公立中学校に勤務する男性教諭(40)を停職3カ月、県北の県立高校勤務の男性教諭(43)を減給6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 中学校男性教諭は2021年8月~今年1月、顧問を務める部活動の複数の女子生徒に対して練習後、部室などで個別に肩や背中、足を触るマッサージをした。同月、生徒から相談を受けた複数の保護者から学校に連絡があり、発覚した。

 

 教諭は「スポーツマッサージで痛みや疲労をなんとかしてあげたいという思いだった。生徒を傷つけて申し訳ない」とわいせつ目的は否定しているが、県教委は不適切行為と判断。教諭は6日付で依願退職した。

 

 高校男性教諭は3~6月、勤務する高校の女子生徒とLINE(ライン)で私的なやりとりを数十件行い、性的表現を含む不適切な言葉を送信した。6月上旬、県教委に匿名の情報提供があり、学校の調査で発覚した。

 

 県教委の聴取に「悩み相談を受けるうちに私的なやりとりになった。周囲に与えた影響の大きさを反省している」と話したという。

 

 阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長は「誠に遺憾。教職員一人一人の規範意識を高め、不祥事の撲滅と信頼の回復に努めていく」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

県東の公立中学校に勤務する男性教諭(40)について
女子中学生と言う我が子の様な歳の女性に対しての接し方に
教員として配慮すべきだったと思います。
加害者は否定していますが性的欲求が関係していたならば、
ここで免職処分を受けなかったことで再発させる可能性は高いです。

被害者の皆様へ
部活の顧問からのマッサージであれば格段に断り難いでしょう。
それでも保護者に何等かの形で状況を伝えたのは得策でした。
加害者談とは言え「犯意は無かった」とのことなので
今般はそれを信じて、今後も指導者からの身体接触には気をつけ、
保護者にもいろいろな話しをしてください。


県北の県立高校勤務の男性教諭(43
若い異性とのコミュニケーションにより、
性的な言動を触発される欲求は当然です。
しかし、それをコントロールするのが人として当然の事。
更に教員であるならば、教え子との関係について理解するべきでしょう。
担任からの送信だけに今更断れず、嫌悪感を抱くも関係悪化を恐れての
匿名通報に至ったのではないでしょうか。

被害者の方へ
全ての教師が分別ある時代ではありません。
教師でさえその様な状況ですから、他の人は尚更でしょう。
困った事が起こらないうちの対処が必要ですが、
いつでも相談出来る家庭でいて欲しいです。

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