2025年3月31日月曜日

▼反町理氏の行為を重要な社内ハラスメント事案と認定 フジ第三者委

反町理氏の行為を重要な社内ハラスメント事案と認定 フジ第三者委

 

2025年3月31日() 20:43 日本テレビ

 

フジテレビの一連の問題を調査した第三者委員会は、類似事案の調査の中で、BSフジ「プライムニュース」のキャスター・反町理氏の行為を、重要な社内ハラスメント事案と認定しました。

 

第三者委員会は、フジテレビ社内における類似事案の調査で、BSフジの報道番組「プライムニュース」の現キャスターで前の取締役だった反町理氏によるハラスメント行為について、多くの社員から問題視する意見が寄せられたと明らかにしました。

 

報告書によりますと、反町氏は、2006年から2008年ごろに報道局の後輩女性社員2人に対し、11で食事に誘ったり、プライベートの写真を送るよう求めたりするなど、セクハラに該当しうる行為などがあったとしています。また、2人に業務上必要なメモを共有せず、周囲の社員に見えるように叱責したことはパワハラに該当しうる行為だとしています。

 

調査では、多数の社員から、女性社員が被害を申告したあとも、反町氏がキャスターとして番組に出演し続け、昇進を続けたことが、セクハラやパワハラを会社に相談しても無駄と思わせる結果となっているといった意見が多数寄せられたとしています。

 

第三者委員会は、「反町氏によるハラスメント行為後のフジテレビの対応が社員に与えた負の影響は大きい」と指摘しています。

 

 

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報道番組キャスター反町氏も認定 セクハラ、パワハラと第三者委

 

2025年3月31日() 20:54 共同通信

 

 元タレント中居正広氏とフジテレビ元アナウンサーの女性への性暴力に端を発する問題で、第三者委員会は他のハラスメント事案についても調査し、BSフジの報道番組「プライムニュース」のキャスター反町理氏らのハラスメント行為があったと認定した。反町氏は31日放送の番組を欠席した。

 

 報告書では、反町氏について、報道局の後輩だった女性社員2人を食事に誘ったり、それを断ったところ不当な叱責をしたりするなどしたセクハラとパワハラに当たると認定。また、元常務取締役の石原正人氏が関連会社の女性社員に対し、会合の帰りの自動車内で手を握ったり腰に手を回したりするなどのセクハラをしたと明らかにした。

 

 

 

BSフジ反町理キャスター、
後輩女性社員2人に1対1の食事やプライベート写真要求
…断ると「パワハラ」

 

2025年3月31日() 22:22 読売新聞

 

 第三者委の報告書では、今回の件のほかに「重要なハラスメント事案」が報告された。

 

 このうち、「BSフジLIVEプライムニュース」の反町理キャスター(60)は、フジテレビ報道局で政治部幹部だった2006~07年頃、後輩女性社員2人に対し、それぞれ1対1の食事に誘ったり、プライベートの写真を送るよう求めたりした。断られると、業務上必要なメモを共有しなかったり、叱責(しっせき)したりするなどしたことが「セクハラやパワハラに該当し得る」とされた。

 

 反町氏は、31日夜に生放送された同番組への出演を見合わせた。

▼大野城市副市長らによるパワハラ5件認定 第三者委調査報告書

大野城市副市長らによるパワハラ5件認定 第三者委調査報告書

 

2025年3月31日() 20:00 九州朝日放送

 

福岡県大野城市で休職するなどした職員が5年間で延べ60人に上っている件で第三者委員会は副市長らによるパワハラを5件認定したとする報告書を市に提出しました。

 

大野城市の井本宗司市長に手渡された調査報告書では2019年からの5年間で毛利副市長と部長職・課長職の職員にあわせて5件のパワハラを認定したとしています。

 

そのうち毛利副市長には、会議の場で机をバンバンと叩きながら、怒声を発するなどあわせて3件が認められました。

 

調査は、職員1077人を対象としたアンケートを元にし報告書はハラスメントの背景として、厳しい指導とパワハラの誤解が生じてたことや相談を受ける体制に問題があったことなどを指摘しています。

 

市は、報告書を確認した上で今後の対応などについて会見を行う方針です。


 

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大野城市副市長のパワハラ認定 第三者委員会の実態調査で
 職員に対し「大声」「資料を机に叩き付ける」
 

 

2025年4月1日() 7:23 福岡放送

 

福岡県大野城市の職員に対するハラスメント被害について実態を調べていた第三者委員会が、副市長によるパワハラ行為があったことを認定しました。

 

大野城市では、2020年からの5年間で合計60人の職員が精神的な不調を訴え休職していて、市は第三者委員会を設置しハラスメント行為の実態調査を進めていました。

 

31日に公表された調査報告書によりますと、職員が作成した市議会の一般質問の回答案に不満を感じた副市長が、「誰が見たとや!」などと大声で言いながら資料を机に叩き付けた行為がパワハラと認定されました。

 

このほか、副市長が職員に対し、パソコンで作成することになっている顛末書を手書きで作成するよう、机かパソコンを叩きながら大声で指示したこともパワハラと認定。副市長はハラスメントに対する知識・関心・理解が欠けていた上、井本宗司市長も適切な対応をとっていなかったと指摘しました。

 

井本市長は「できるだけ速やかに対応策をまとめ、改めて説明する場を設けたい」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年11月25日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼副市長によるパワハラ疑惑の大野城市 副市長「第三者委の調査結果を待ちたい」
これの続報です。


職場女性にセクハラ行為 消防男性職員を停職6カ月の懲戒処分 福岡

職場女性にセクハラ行為 消防男性職員を停職6カ月の懲戒処分 福岡

 

2025年3月31日() 18:58 毎日新聞(竹林静)

 

 福岡県粕屋南部消防組合消防本部(志免町)は31日、20157月に飲食店で開かれた職場の懇親会から帰宅中、当時20代の女性職員にセクハラ行為をしたとして、同本部の50代の男性職員を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同本部によると、男性職員は約20人が参加した懇親会から帰宅する際、タクシーの車内や路上などで女性にセクハラ行為をした。女性職員が243月、同本部のハラスメント相談窓口に被害を訴えたことで発覚した。

 

 同本部は同5月、発生から長期間が経過し、双方の聞き取りに相違があることから第三者委員会を設置。第三者委が253月、「停職処分が相当」と結論付けた。

 

 

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懇親会帰りのタクシー車内で女性職員にセクハラ、
消防組合が50歳代職員を停職6月の懲戒処分

 

2025年4月1日() 11:54 読売新聞

 

 福岡県の粕屋南部消防組合は31日、セクハラ行為があったとして、消防本部係員の男性職員(50歳代)を停職6月の懲戒処分にした。

 

 発表によると、男性職員は20157月、職場の懇親会から帰宅中のタクシー車内などで、当時20歳代の女性職員にセクハラ行為をした。男性職員は組合の聞き取りに対し、事実関係を一部否定しているという。

 

 組合は昨年3月に女性の申告を受け、調査を開始。組合と利害関係がない弁護士3人による第三者委員会に諮問し、その事実認定に基づいて処分を行った。


《カウンセラー松川のコメント》

10年弱前の事案です。
目撃者の記憶は薄れたり、無くなっていたりするでしょう。
加害者も記憶が曖昧だったり、覚え違いをしている場合もあります。
被害者も程度によっては記憶が薄れていたりもするでしょう。
ここまで古い事案だと、懲戒処分も難しくて当然かと思います。

被害者の方へ
どうしても清算しておきたかったのかも知れません。
しかし、犯罪でも時効になる程の年月です。
気持ちの切り替えがつかないのも当然だと思いますが、
問題解決には、ある程度の素早さも大切であることを
覚悟してくださいませ。



▼https://mms119.blogspot.com/2025/03/blog-post_71.html

職場でのパワハラや学校でのいじめなど
 去年の人権侵犯事件は169件 前の年から106件減少

 

2025年3月31日() 18:22 琉球放送

 

那覇地方法務局は去年1年間に新たに人権侵害が認められ救済手続きを始めた件数が一昨年より106件少ない169件だったと発表しました。

 

那覇地方法務局は人権侵害に関する相談を受け付け調査を行っていて認められれば加害者への通告などを行っています。去年1年間に申告を受け被害者の救済手続きを始めた件数は前の年より106件少ない169件となり約4割少なくなりました。

 

このうち職場でのパワーハラスメントなど労働権の侵害が認められたのが21件と最も多く続いて学校でのいじめが14件となりました。那覇地方法務局は、人権侵害が疑われる場合は相談してほしいと呼びかけていてご覧の電話番号で相談を受けつけています。

田川市長の“不倫相手”女性「セクハラ受けた」申し立て 上司と部下の力関係「断れず交際に至った」公平委員会に改善措置求める 福岡

田川市長の“不倫相手”女性「セクハラ受けた」申し立て
 上司と部下の力関係「断れず交際に至った」公平委員会に改善措置求める
 福岡

 

2025年3月31日() 18:17 テレビ西日本

 

福岡県田川市の村上卓哉市長と不倫関係にあったとされる秘書の女性が31日、村上市長からセクハラ被害を受けていたと市の公平委員会に申し立てました。

 

田川市の村上市長は去年11月と今年1月に公務で出張した際、市職員である秘書の女性(50代)をホテルの部屋に招き入れるなど不適切な行為があり、その後の会見で、女性とは不倫関係にあったと謝罪しました。

 

これに対し女性側の弁護士は31日、会見を開き、村上市長からセクハラ被害を受けていたとして、市の公平委員会に申し立てを行ったことを明らかにしました。

 

女性は陳述書の中で、2年前から村上市長にしつこく会食に誘われ、飲食店の個室内で抱きつかれたりカラオケの個室内でキスをされたりするなどのセクハラ被害にあっていたとした上で、「結婚はできないが、今後の人生を一緒に過ごしたい」などと言い寄られ、上司と部下という力関係の中で断ることができずに交際に至ったとしています。

 

女性は現在、休職していて、公平委員会にセクハラが発生しないための改善措置として、第三者調査委員会の設置と市長などの特別職を対象としたハラスメント対策条例案を議会に提出するよう求めています。

 

これに対し村上市長は「記者会見の内容を把握していないため、本日はコメントを差し控えさせていただきます」としています。

 

公平委員会は、職員の利益保護と公正な人事権の行使を保障するための機関で、女性側の書類を31日に受理し今後審理するということです。

 

 

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「田川市長との交際はセクハラ」女性側が措置要求書提出

 

2025年3月31日() 20:00 九州朝日放送

 

田川市の村上卓哉市長から、部下の女性職員が出張同行中などにセクシュアル・ハラスメントを受けたとして、第三者委員会の設置などを求める措置要求書を市に提出しました。

 

田川市の村上市長は、先月、出張に同行させた50代の女性職員をホテルの自室に招き入れる様子などが報じられ、会見を開いて不倫関係を認め、釈明しました。

 

31日、女性職員側が開いた会見で、代理人弁護士は、田川市に第三者調査委員会の設置などを求める措置要求書を提出したことを明らかにしました。

 

女性側は村上市長が「不倫」と釈明したことは市長が上司と部下という立場を利用した「強いられた同意」によるセクシュアルハラスメントだと主張しています。

 

今後、被害届を提出するかについては「回答を差し控える」としています。

 

 

 

「不倫ではなくセクハラ」女性職員が訴え
 ”上司(市長)と部下(秘書)で交際断れず” 福岡県田川市

 

2025年3月31日() 19:13 RKB毎日放送

 

福岡県田川市の村上卓哉市長が部下の女性職員との「不倫関係」を認めた問題。

 

女性職員の代理人弁護士が会見を開き、「不倫ではなくセクハラだ」と訴えました。

 

この問題は2月、田川市の村上市長が50代の秘書の女性職員との「不倫関係」を認めたものです。

 

これに対し、女性職員の代理人弁護士が31日会見を開き、「女性は、村上市長から強いられた同意による継続的なセクハラを受けていた」と訴えました。

 

弁護士によると女性は、上司と部下という権力関係の中で、2人きりの会食を繰り返し要請され、カラオケボックスでキスをされるなど恋愛関係を持ちかけられ、断ることができず交際関係を開始したということです。

 

女性は31日、田川市の公平委員会にセクハラの苦情を申し立てたほか、第三者委員会の設置などを求める措置要求書を提出しました。

 

これに対し村上市長は、「会見の内容を把握していないためコメントを差し控えます」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

田川市の村上卓哉市長による部下である市役所女性職員との
公務出張中の不倫事案として今年の2月中旬には報じられていました。
そもそも、不倫相手とされる女性が秘書広報係長への異動も市長案件とのこと。
そして、人事秘書課が作られて、課長補佐兼秘書係長に昇格。
市長の東京出張に複数回同行もしている状態。
それが、突然女性の側から「セクハラだった」との訴え。
セクハラ事案として報じられるので、拙ブログでも記事化しました。
ところが、不倫事案として報じられてから1か月以上を要しての訴え。
しかも、度重なるセクハラに対して、
「相手が上司なので断れなかった」体での言い分。
これだけセクハラをされていたら、
宿泊出張で何をされるかの想像もつくはずだと思います。
それを公務だからと同行している点が不可解です。
不倫であれば、女性は「市長と共犯」になるので
市長の配偶者から損害賠償請求をされる可能性はありますが、
セクハラにしてしまえば女性は「単なる被害者」なので
損害賠償請求をされることはありません。
邪推かも知れませんが、私は女性が態度を変えて保身に走ったと思います。



▼“逆パワハラ”で自衛官が停職処分に 「あいつ死んでくれないかな」「うざい」 複数の先輩隊員に対して日常的に聞こえる声で侮辱や暴言 さらにドアを外から蹴る行為も

“逆パワハラ”で自衛官が停職処分に
 「あいつ死んでくれないかな」「うざい」
 複数の先輩隊員に対して日常的に聞こえる声で侮辱や暴言
 さらにドアを外から蹴る行為も

 

2025年3月31日() 13:44 テレビ静岡

 

複数の先輩隊員に対して日常的に暴言を吐いたり侮辱したりしたとして、陸上自衛隊富士駐屯地は特科教導隊に所属する陸士長を停職処分としました。

 

331日付で停職10日の懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊富士駐屯地・特科教導隊に所属する陸士長(22)で、20219月頃から20249月頃までの間、駐屯地で複数の先輩隊員に対して日常的に「あいつ死んでくれないかな」「うざい」と聞こえる声で暴言を吐いたり侮辱したりしたほか、先輩隊員の部屋のドアを外から蹴るなどしました。

 

富士駐屯地 特科教導隊長の志道桂太郎1等陸佐は「誠に遺憾。同種事案が再び起こらぬように組織一丸となって服務指導に万全を期す所存」とコメントしています。

 

 

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「死んでくれないかなぁ」…3年間にわたり先輩隊員に暴言
 22歳の自衛官を停職処分 陸上自衛隊富士駐屯地

 

2025年4月1日() 12:05 静岡朝日テレビ

 

 3年間にわたり先輩隊員に暴言を吐いていたとして、陸上自衛隊富士駐屯地は22歳の自衛官を停職処分としました。

 

 停職10日の処分を受けたのは、特科教導隊の22歳の陸士長です。富士駐屯地によりますと、陸士長は2021年9月から24年9月までの3年間にわたり、複数の先輩隊員に「うざい」と言ったり、聞こえるような大きな声で「あいつ死んでくれないかなあ」などと日常的に暴言を吐いた、ということです。

 

 23年7月ごろには、被害を受けていた先輩隊員が上司に相談し、事実が発覚、上司が何回も陸士長を指導したものの、暴言は続いた、ということです。陸士長は暴言行為などを認めたものの、動機などは話していない、ということです。


▼「熊大広報誌制作社員の名誉を傷つけるメール」複数人に送信 大学職員の行為をパワハラ認定 第三者委

「熊大広報誌制作社員の名誉を傷つけるメール」複数人に送信
 大学職員の行為をパワハラ認定 第三者委

 

2025年3月31日() 12:59 熊本放送

 

熊本大学の広報誌の制作を巡り、依頼を受けた会社の社員が大学職員からパワーハラスメントの被害を訴えた問題で、大学設置の第三者委員会が職員によるパワハラ行為を認定しました。

 

この問題は、熊本大学が発行する広報誌について、制作を依頼された熊本市の広告会社の女性社員が、大学の男性職員からのパワハラを複数回受けたとして、広告会社が大学側に被害を訴えたものです。

 

これを受けて大学設置の第三者委員会が331日、報告書の内容を公表しました。

 

報告書では、女性社員の名誉を傷つける内容のメールを複数の職員に送ったことをパワハラと認定。

 

さらに請負契約では、取材は広告会社が行い、大学側は取材後の原稿などの内容確認や修正を行うとの役割分担を決めていたにも関わらず、男性職員が複数回、自らの権限を超えて取材に関与したことなどについても「優越的な関係を背景とした言動で業務遂行のための手段として不適当な言動」と指摘し、パワハラと認定しました。

 

また大学側に対しても「迅速な事実調査ができていなかった」と指摘しました。

 

一方で女性社員が、同じ男性職員から人前で怒鳴られたとした訴えについては、「関係者の証言などに食い違いがあり、音声データなど証拠も残っていない」として、パワハラと認定されない部分もありました。

 

これを受けて熊本大学は「内容を真摯(しんし)に受け止め、適切に対応する」とコメントしています。

 

 

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熊大広報誌の制作めぐる男性職員のパワハラ認定
 大学が具体的調査しなかったことも不適切と指摘

 

2025年3月31日() 19:30 熊本県民テレビ

 

熊本大学の広報誌「熊大通信」の制作をめぐり、男性職員のパワハラが認定されました。

 

広報誌の制作を請け負っていた広告会社の女性が、去年4月に熊大の担当の男性職員から繰り返しパワハラを受けたと訴え、大学の第三者の調査委員会が調べていました。

 

調査の結果、去年1月から3月にかけて、男性職員が女性の取材をさえぎり自らが取材活動を行った、女性の執筆内容を多くの関係者が見るメールで非難したなど6つの行為をパワハラと認定しました。また、熊大が2か月以上具体的な調査をしなかったことも不適切だったと指摘しました。

 

発表を受けて女性は、「再発防止につなげてほしい」とコメントしています。

 

一方、熊本大学は「事案を把握した場合の対応を検討して信頼回復に努める」と話しています。

 

 

 

熊本大学職員が広告会社の社員にパワハラ、
最終段階で「ニュアンス違う」と曖昧な指示…第三者委が6件確認

 

2025年4月1日() 12:15 読売新聞

 

 熊本大の男性職員によるパワハラ疑惑について、同大が設置した第三者委員会は31日、調査した10件のうち6件がパワハラに該当するとの調査結果を報告した。同大は職員の処分について検討する。

 

 職員は、広告会社に製作を委託している同大広報誌「熊大通信」を巡り、同社社員にパワハラ行為を加えた疑いがあった。第三者委は弁護士や臨床心理士、社会保険労務士の3人で構成し、昨年9月から職員やその上司、社員ら8人から事情を聞くなどして調査を進めてきた。

 

 報告書では、職員が「請負業者さんが編集委員会でご提案なさったのは、そのレベルにありません」などと社員を非難するメールを複数の職員らが読める状態で送信したこと、広報誌を発行する最終段階で「ニュアンスが違う」「イメージじゃない」と曖昧な指示を出したことなど計6件をパワハラと認定。一方、取材の日程調整時に男性が「そんなの知りませんよ」と一蹴したとしたことなどは事実が確認できないとした。大学にはハラスメント調査の開始が遅かったことを「適切でない」と指摘した。

 

 熊本大人事・労務担当の水元豊文理事は「被害を受けた方、ご迷惑をおかけした会社に大変申し訳ない。業者対応の研修などを実施し、信頼回復に努めたい」と話した。

 

 

 

熊大職員が広報誌制作の女性へパワハラ 第三者委員会が認定【熊本】

 

2025年4月1日() 12:16 テレビ熊本

 

熊本大学の広報誌の制作を請け負う会社の女性スタッフが大学の男性職員にパワハラ行為を受けたと訴えていた問題で、第三者委員会は大学職員の言動を『パワハラ』と認定しました。

この問題は、熊本大学の広報誌の制作を受注していた広告制作会社の女性スタッフが

、去年1月から3月までの間に、熊本大学の男性職員から威圧的な態度で作業の指示を受けるなどのパワーハラスメント行為があったと訴えていたものです。

女性スタッフは精神的な苦痛を訴え体調不良となり、制作会社が去年4月、熊本大学に対し契約解除を申し入れていました。

熊本大学は一連の問題を受け去年9月に第三者委員会を設置。

31日調査結果を公表し、取材中に強い口調で指示を受け必要な情報収集を妨げられたことや、女性スタッフを一方的に非難するメールを多くの関係者に送信したことなど、男性職員の行為8件のうち6件を『ハラスメント行為』と認定しました。

また、去年4月にハラスメント行為の訴えがあったにもかかわらず、2カ月以上具体的な行動を取らなかった大学の対応についても、『適切ではなかった』と指摘しました。

熊本大学は被害にあった会社と女性に対し謝罪した上で、パワハラを行った職員の処分などを検討するとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年7月10日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 熊本大学 広報誌制作めぐり男性職員がパワハラか 広告会社の女性社員が「人前で怒鳴られる」など
これの続報です。



2025年3月30日日曜日

▼沖縄県立病院の30代医師がパワハラ 看護師2人が適応障害に 県病院事業局が戒告

沖縄県立病院の30代医師がパワハラ 看護師2人が適応障害に
 県病院事業局が戒告

 

2025年3月30日() 15:03 沖縄タイムス

 

 沖縄県病院事業局は28日、職場の看護師3人に対し、人格を傷つけるような言動などのパワーハラスメントをしたとして、県立南部医療センター・こども医療センターの30代男性医師を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同局によると昨年2月下旬から6月上旬にかけ、職務上の地位に基づき、適切なレベルを超えた言動を行った。

 

 看護師2人は適応障害の診断を受け、約2カ月間の病気休暇を取った。

 

 

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30代医師、パワハラで懲戒処分 南部医療センター
 看護師に人格などを傷つける言動 沖縄

 

2025年3月30日() 15:21 琉球新報

 

 県病院事業局は28日、県立南部医療センター・こども医療センターの30代の男性医師をパワーハラスメントを理由に戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同局によると、202426月の業務中、看護師3人に対して適切なレベルを超え、人格や尊厳を傷つけるような言動をとった。看護師2人が適応障害の診断を受けてそれぞれ約2カ月の病気休暇を取得し、その後、本人らからの申告で発覚したという。

2025年3月29日土曜日

▼小学校の男性教諭、 面識ある女性に性的内容のメッセージや同僚に謝罪を要求するパワハラ …児童に体罰も

小学校の男性教諭、
面識ある女性に性的内容のメッセージや同僚に謝罪を要求するパワハラ
…児童に体罰も

 

2025年3月29日() 15:54 読売新聞

 

 鹿児島県教育委員会は28日、わいせつな行為や体罰をしたなどとして、鹿児島地区の小学校の男性教諭(55)を停職3か月の懲戒処分にした。今年度の学校職員の懲戒処分は28件で、過去最多となった。

 

 発表によると、男性教諭は昨年、面識ある女性に性的な内容のメッセージを送信するなどし、同僚職員2人に繰り返し謝罪を要求するなどのパワハラをした。また、児童の背中やしりを蹴ったり、大声でどなったりした。教諭は「この程度であれば大丈夫だろうという認識が間違っていた」と話しているという。

▼パワハラや無断欠勤...福島・喜多方市職員5人懲戒処分

パワハラや無断欠勤...福島・喜多方市職員5人懲戒処分

 

2025年3月29日() 10:30 福島民友新聞

 

 福島県喜多方市は28日、部下の職員にパワーハラスメント(パワハラ)行為があったとして50代課長級職員を減給1カ月(10分の1)とするなど市職員5人を懲戒処分にしたと発表した。処分はいずれも同日付。50代課長級職員は部下に対し業務上の範囲を超えた指導を行った。パワハラを受けた職員は加療3カ月の診断を受け休職している。

 

 このほか正当な理由がなく欠勤した50代職員を減給3カ月(10分の1)とした。昨年121023日の間に欠勤を繰り返した。欠勤時間は計34時間15分だった。病気休暇中にイベントに参加していた20代職員を戒告とした。

 

 また、不適正な事務処理をしたとして教育委員会の50代係長級職員を減給1カ月(10分の1)とした。必要な届け出を失念していた。監督が不十分だったとして上司の50代課長級を戒告とした。

2025年3月28日金曜日

▼中井やまゆり園の支援アドバイザー、職員に「やめちまえ」 神奈川県がパワハラで懲戒処分

中井やまゆり園の支援アドバイザー、職員に「やめちまえ」
 神奈川県がパワハラで懲戒処分

 

2025年3月28日() 23:01 神奈川新聞

 

 神奈川県立知的障害者施設「中井やまゆり園」(中井町)の職員にパワーハラスメントをしたとして、県は28日、障害サービス課に所属する会計年度任用職員の男性(46)を戒告の懲戒処分とした。男性は同園で発覚した利用者への虐待事案を受け、2022年8月から園の支援改善を担うアドバイザーとして関わっていた。

 

 県によると、男性は24年6月、園内で利用者への与薬に関する打ち合わせの際、職員に「辞めちまえ」と発言。同年8月には、利用者の通院を巡る打ち合わせで、看護師職員に「(園の)看護師は使えない」との趣旨の発言をした。

 

 男性は、園利用者が適切な医療的ケアを受けられていないとの課題を県に提起していた。「処分を受けた行為はやむを得なかった部分があったと思うが、県のルールに反するのは厳粛に受け止め、未熟な部分は改めたい」と話したという。

 

 県は、男性が22~23年度に「何人殺せば気が済むのか」「(特定の)死刑囚と同じ」と職員に発言したこともパワハラと認定した。これらは地方公務員法上、処分対象にならなかった。

 

 昨年6月に園職員の指摘で発覚し、県が職員へのヒアリングなどを進めていた。県は25年度も男性を引き続き採用する方針で「園の再生や新たな地方独立行政法人の設立に向け、知見を生かしてほしい」としている。

 

 

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中井やまゆり園でパワハラ 非常勤の外部アドバイザーを戒告処分

 

2025年3月28日() 23:17 テレビ神奈川

 

神奈川県立の障害者支援施設で利用者支援の改善にあたっていた非常勤の嘱託職員が、園の職員らにパワハラにあたる発言をしたとして、県はこの職員を懲戒処分にしました。

 

「戒告」の処分を受けたのは、県立の障害者支援施設「中井やまゆり園」に勤務する46歳の非常勤の嘱託職員です。

 

嘱託職員は、園内で相次ぐ利用者への虐待といった「不適切な支援」を改善するため、20228月から「アドバイザー」として働いていましたが、去年6月、園の職員と打ち合わせを行った際に「職員辞めちまえ」と発言。

 

8月には施設の看護師に「看護師は使えない」といった趣旨の発言をし、県が事実関係を確認したうえでパワハラと認定しました。

 

そのほか、2022年度から2023年度にかけて「何人殺せば気が済むんだ」などパワハラにあたる発言が5件ありましたが、雇用形態上、2024年度以外の事案は処分の対象にならないということです。

また監督責任として、園長を厳重注意としています。

 

福祉こどもみらい局総務室 長島圭太 室長

「本庁を中心に改善のプランが進められていく中で現場と本庁との間に溝が出来ていた部分は否めない。どういった環境改善ができるのかを取り組んでいかないといけないと認識している」

▼「市議からハラスメント受けた」30件、目撃も37件 鹿島市、市職員への調査結果を議会に報告

「市議からハラスメント受けた」30件、目撃も37
 鹿島市、市職員への調査結果を議会に報告

 

2025年3月28日() 21:06 佐賀新聞(市原康史)

 

 鹿島市は、市議会議員から市職員に対するハラスメントの実態把握のため実施したアンケートの結果を市議会に示した。議員からハラスメントを受けたとの回答が30件、「受けているのを見た」が37件あった。

 

 アンケートは、松尾勝利市長からのハラスメント防止の申し入れをふまえ、市議会が具体的な実態調査を市に要請していた。

 

 市職員の約66%に当たる145人が回答。議員からハラスメントを「受けたことがある」「受けているのを見たことがある」かを複数選択可で聞いたところ、合わせて67件あった。市によると、回答した職員の約4割が議員からのハラスメントを感じているとした。

 

 「受けたことがある」と答えた職員にハラスメントの内容を複数選択方式で聞いたところ、回答88件のうち、「威圧的・高圧的な言動や態度をされた」が34件で最も多く、次いで「大声で叱責したり、個人を攻撃する発言をされた」が16件、「長時間拘束された」11件だった。議員名も聞いており、特定の議員が一人で53件を占めた。

 

 自由記述には、「事業内容確認のため、何度も説明を求められ、威圧的な発言(職員を悪者と決めつけるような発言)をされた」「『次の議会では徹底的にやっつけてやる』『覚悟しておけ』との発言」などの回答があった。

 

 松尾市長は「市民の声を聞いた議員が担当課に行くことは当然あっていい。ただ、話し方が威圧的であったり、長時間の拘束のために業務に支障が出ている。早急な改善をお願いしたい」と話した。

 

 アンケートでは議員名は公表してない。市議会の徳村博紀議長は「実態調査の内容は想像以上に悪質なものが多い印象を受けた。全議員の意見を吸い上げて今後の対応の方向性を決めたい」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼鹿島市議が職員にパワハラか 松尾市長が市議会にハラスメント防止を求める文書提出【佐賀県】
これの続報です。


▼大きな声で叱る…勤務時間外に指示… 習志野市の職員2人をパワハラで減給処分

大きな声で叱る…勤務時間外に指示…
 習志野市の職員2人をパワハラで減給処分

 

2025年3月28日() 19:30 千葉テレビ

 

 千葉県習志野市は328日、市民の前で、部下に大きな声で叱るなどのパワハラをした職員2人を減給の懲戒処分にしたと発表しました。

 

 27日付で、減給の懲戒処分となったのは、習志野市の協働経済部の60歳の参事と都市環境部の45歳の主査です。

 

 このうち60歳の参事は、複数の部下に対し、市民の前で大声で叱責するなど威圧的な言動や態度を繰り返しました。

 

 一方、45歳の主査は、1人の部下に対し、勤務時間外に携帯電話やSNSで緊急性のない指示や指導を度々行い、部下が時間外に連絡しないよう伝えても止めなかったということです。

 

 いずれも部下から人事課に相談があり発覚したもので、60歳の参事は「指導の一環のつもりだった」と話しているということです。

 

 宮本泰介市長は、「真摯に受け止め、従来にも増してハラスメントのない職場環境づくりに努めてまいります」とコメントしています。

 

 

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パワハラで60歳の職員減給
 複数の部下職員を市民の前で強く叱る 習志野市

 

2025年3月31日() 19:03 千葉日報

 

 習志野市は、威圧的な言動などで部下に精神的な苦痛を与えたとして協働経済部の参事(60)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は327日付。

 

 市人事課によると、参事は20236月~今年2月、複数の部下職員に対して市民の前で強く叱るなど威圧的な言動や態度で指導を行った。昨年3月に職員から同課に申し出があり、同課が調査を開始。参事は聞き取りを受けながらも強い態度などを続けていた。「申し訳なかった」と反省しているという。

女性職員の爪さわり、性的な冗談 「セクハラに該当すると思っていなかった」道職員処分 北海道

女性職員の爪さわり、性的な冗談
 「セクハラに該当すると思っていなかった」道職員処分 北海道

 

2025年3月28日() 19:13 札幌テレビ

 

北海道は2025328日、釧路総合振興局に所属する職員(50)を戒告処分にしたと発表しました。

 

男性職員は20245月、外勤中に部下である女性職員の手の爪を触ったほか、性的な冗談・からかいを言うなどのセクハラを行ったということです。

 

道によりますと、男性職員は女性の爪を触ったほか、職場内での男女交際に関する冷やかしなどを行い、女性職員が同月中に職場の上司へ相談したことでセクハラ被害が発覚しました。

 

当時、外勤業務は男性職員と被害にあった女性職員のほかにも複数の職員がいましたが、目撃者はいなかったということです。

 

道の調べに対し、男性職員は「セクハラに該当するとは思っていなかった」と説明しているということです。 


《カウンセラー松川のコメント》

熊本で50代男性職員による「セクハラだと思わなかった」加害に続き、
北海道でも50代男性職員による同様の言い訳事案。
でも、こんな言い訳が通用する時代は、とっくに終わってますからね。

被害者の方へ
こんな下衆野郎を許したり放置したりするのは社会悪です。
どんどん被害申告をしましょう。


同僚女性たちにセクハラ繰り返し「コミュニケーションのつもりだった」熊本市交通局の50代男性職員を戒告処分

同僚女性たちにセクハラ繰り返し
「コミュニケーションのつもりだった」
熊本市交通局の50代男性職員を戒告処分

 

2025年3月28日() 19:04 熊本放送

 

熊本市交通局の男性職員が、複数の同僚女性にセクハラを繰り返したとして戒告処分を受けました。

 

328日付で戒告の懲戒処分を受けたのは、熊本市交通局に勤務する会計年度任用職員の50代の男性です。

 

市交通局によりますと、職員は今年(2025年)1月、熊本市交通局の大江営業所で勤務中、同じ課の女性職員に対し不必要に体に触れる行為を行ったほか、過去にも同様の行為を複数の女性職員に行いました。

 

女性が管理職に被害を訴え、防犯カメラの映像を確認したところ、今年1月に職員が女性の体に触れる様子が記録に残っていたということです。

 

職員は市交通局の聞き取りに対し、事実関係を認めたうえで「コミュニケーションのつもりだった」と話しているということです。

 

 

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熊本市交通局の男性職員 セクハラで懲戒処分
「コミュニケーションの一環だった」

 

2025年3月28日() 19:48 テレビ熊本

 

追突事故に続き今度はセクハラです。

 

熊本市交通局の男性職員が女性職員の手や頭に不必要に触れるセクハラを行ったとして懲戒処分を受けました。

 

男性職員は「コミュニケーションの一環だった。反省している」と話しているということです。

 

28日付で戒告の懲戒処分を受けたのは熊本市交通局に勤務する50代の会計年度任用職員の男性です。

 

市交通局によりますと、男性職員は今年1月、2回にわたり交通局大江営業所内の他の職員もいるフロアで同僚の女性職員の手や頭に不必要に触れるセクハラを行ったということです。

 

女性職員からの相談で発覚。他の女性職員にも聞き取りを行ったところ、数人に同じような行為をしていたということです。

 

男性職員は「セクハラという認識はなく、コミュニケーションの一環だった。嫌な気持ちにさせてしまい反省している」と話しているということです。

 

 

 

同僚女性の体に触れるセクハラ、熊本市交通局会計年度任用職員を戒告
…「コミュニケーションのつもりだった」

 

2025年3月29日() 12:34 読売新聞

 

 熊本市交通局は28日、大江営業所の会計年度任用職員の50歳代男性を、同僚の女性にセクシュアル・ハラスメントをしたとして戒告の懲戒処分とした。

 

 発表では、男性は1月、複数日にわたって女性職員の体に触れた。同局はほかの女性職員にも同様のセクハラをしていたことを確認しており、男性は「コミュニケーションのつもりだった」などと話しているという。

 

 

 

熊本市交通局職員が同僚女性に不必要にふれるセクハラ行為で戒告処分

 

2025年3月29日() 17:48 熊本県民テレビ

 

熊本市交通局は28日、非常勤職員の男性が同僚の女性職員に不必要にふれるセクハラ行為をしたとして戒告処分としました。

 

戒告処分を受けたのは熊本市交通局の運行管理課に勤務する会計年度任用職員の50代の男性です。

交通局によりますと男性は2025112日と25日、大江営業所内で同僚の女性職員の頭などを不必要に触れるセクハラ行為をしたということです。

女性職員が管理職の職員に相談し、内部調査を進めた結果、男性が他の女性職員にも同様の行為をしていたことが確認されたということです。

 

一連の行為について交通局はセクハラと認定し、きのう付で男性を戒告の懲戒処分としたほか上司2人を厳重注意処分としました。

交通局の聞き取りに対し男性は「コミュニケーションのつもりだった。申し訳なかった」と話す一方、今後も契約を更新し業務を続けるということです。

 

 

 

「コミュニケーションの一環だった」
女性職員の手や頭に不必要に触れるセクハラ
 熊本市交通局の男性職員を戒告の懲戒処分

 

2025年3月30日() 17:02 テレビ熊本

 

追突事故に続き今度はセクハラだ。熊本市交通局の男性職員が女性職員の手や頭に不必要に触れるセクハラを行ったとして戒告の懲戒処分を受けた。男性職員は「コミュニケーションの一環だった。反省している」と話しているという。

 

「嫌な気持ちにさせて反省している」

328日付で戒告の懲戒処分を受けたのは、熊本市交通局に勤務する50代の会計年度任用職員の男性。

 

熊本市交通局によると、男性職員は20251月に2回にわたり、交通局大江営業所内の他の職員もいるフロアで、同僚の女性職員の手や頭に不必要に触れるセクハラを行ったという。

 

女性職員からの相談で発覚。他の女性職員にも聞き取りを行ったところ、数人に同じような行為をしていたという。

 

男性職員は「セクハラという認識はなく、コミュニケーションの一環だった。嫌な気持ちにさせてしまい反省している」と話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》

言い逃れの王道「コミュニケーションのつもりだった」の登場です。
そして更にパワーアップした言い訳「セクハラという認識はなく」です。
善意のコミュニケーションと悪意の無さの二段構えで
「俺は一切悪くない」との主張なのでしょう。
しかし、令和にもなってセクハラに関しての認識がズレているのは
あまりにも不自然です。

被害者の皆様へ
セクハラはパワハラと異なり、専ら自らの劣情を満たす為の行為です。
だから、遠慮せずにセクハラ被害を訴えて構いません。

搬送女性の携帯にメール、忘年会の司会のカンペに立腹…消防士ら処分

搬送女性の携帯にメール、忘年会の司会のカンペに立腹…消防士ら処分

 

2025年3月28日() 17:30 朝日新聞(矢代正晶)

 

 救急搬送した女性の携帯電話番号を自身のスマートフォンに登録して、食事に誘うメッセージを送ったなどとして、広島県福山地区消防組合は28日、北消防署の男性消防士(28)を減給10分の16カ月)の懲戒処分とし、発表した。

 

 同組合によると、消防士は昨年8月、救急搬送した女性(当時19歳)の情報を消防局のシステムに入力する際、女性の携帯電話番号を自分のスマホに登録。その後、ショートメールなどで食事に誘うなどのメッセージを送った。

 

 また同組合は、部下にパワーハラスメントをしたとして南消防署の男性消防司令補(49)を減給10分の13カ月)の懲戒処分とした。司令補は昨年11月、忘年会で部下がメモを見ながら司会したことに腹を立て、二次会の居酒屋で「忘年会の司会でカンペ読むやつがどこにおるんな」と部下の顔を拳で小突くなどした。

 

 このほか、窃盗容疑で逮捕(後に不起訴処分)されるなどした男性消防士(24)を懲戒免職に、飲酒トラブルを隠そうと虚偽報告した男性消防士長(35)を減給10分の16カ月)にした。

 

 

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消防士の男性を懲戒免職 有名ブランドのブレスレットを盗むなどで処分
 福山地区消防本部

 

2025年3月28日() 18:04 広島テレビ

 

福山地区消防組合と福山市は、有名ブランドのブレスレットを盗んだ消防士の男性の懲戒免職など、合計5人の懲戒処分を発表しました。

 

懲戒免職処分となったのは、福山地区消防組合南消防署の消防士の男性(24)です。消防組合などによると男性は202411月、広島市の百貨店に入る有名ブランドショップで、ブレスレット1個を盗みました。検察の捜査の結果、不起訴となりましたが、本人が犯行を認めていることや、20244月に自家用車で故意に事故を起こし、保険金をだまし取ろうとしていたことも踏まえ、28日付で懲戒免職としました。

 

また、酩酊状態で女性に執拗に絡み、警察官に保護されたことを隠すため、上司に嘘の報告をした南消防署の消防士の男性(35)と、部下7人にパワハラをおこなった南消防署の消防司令補の男性(49)、業務中に知り得た女性の電話番号を利用し、女性にメッセージを送った北消防署の救急隊員の男性(28)の3人が、給料の減額の懲戒処分を受けました。

 

さらに福山市は、年次休暇が無くなったのに正当な理由なく欠勤した男性職員(55)を、給料の減額の懲戒処分としました。この男性は、去年も同様の理由で懲戒処分を受けています。


《カウンセラー松川のコメント》

「忘年会の司会でカンペ読むやつがどこにおるんな」と部下の顔を拳で小突く
とは、しかし忘年会の司会は本業ではありませんから、
別にカンペを読んだくらてで叱責するのもいかがなものかと思います。
それよりも、カンペ無しで間違える方が問題です。

被害者の方へ
加害者は元々因縁をつけて来るタイプだったのでしょうか?
こういう困った人も職場に居ますので、今後も気を付けてくださいませ。


▼島原中央高女子バスケ部監督がハラスメントで1年の指導資格停止 監督は申し立て「一部事実誤認がある」

島原中央高女子バスケ部監督がハラスメントで1年の指導資格停止
 監督は申し立て「一部事実誤認がある」

 

2025年3月28日() 15:41 長崎放送

 

長崎県にある私立高校、島原中央高校女子バスケットボール部の男性監督が、部員へのハラスメントでJBA・日本バスケットボール協会から1年間の指導資格停止処分を受けたことが分かりました。

 

処分を受けたのは、長崎県にある島原中央高校の体育教諭で、女子バスケットボール部の30代の男性監督です。

 

学校によりますと、13JBAから監督に部員へのハラスメントを理由とした1年間の指導資格停止処分が通知されたということです。

 

監督は「一部事実誤認がある」として19日、JBAに申し立てを行ったということです。処分を受けて学校は男性を女子バスケ部の監督から外しました。

 

学校ではJBAの処分以前に、相談をきっかけに女子バスケットボール部内のハラスメントに関して調査を行っており、結果について県に報告しているとしている一方、「犯人探しにつながる」などとしてハラスメントがあったかやJBAの処分内容については公表しないとしています。

 

島原中央高校の女子バスケ部は去年、全国高等学校選手権大会長崎県予選で2年連続優勝し全国大会に出場しました。

 

学校では「生徒達はきょうも歯を食いしばって練習している。全教職員で生徒のケアやフォローにあたりたい」としています。

 

 

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島原中央バスケ部監督を資格停止 1年間、ハラスメントで

 

2025年3月28日() 11:21 共同通信

 

 昨年12月の全国高校選手権に出場した長崎県の島原中央高女子バスケットボール部の男性監督が部員への指導を逸脱したハラスメントなどにより、日本バスケットボール協会(JBA)から1年間の資格停止処分を受けたことが28日、分かった。学校関係者によると、一部に事実誤認があるとして、JBAへ申し立てを検討しているという。

 

 JBAから通知を受けた監督が学校に相談したことで判明。学校側は18日にオンラインで保護者説明会を開いたが、処分の具体的な理由を明かさなかった。学校関係者は「子どもたちに不安や動揺を与えている。生徒ファーストの対応をしていきたい」と説明した。

 

 

 

暴言、ハラスメントの島原中央・女子バスケ部監督
 1年間の指導資格の停止処分に【長崎】

 

2025年3月28日() 19:09 テレビ長崎

 

島原中央高校女子バスケットボール部の男性監督が、1年間の指導資格の停止処分になったことがわかりました。

 

島原中央高校によりますと、313日に女子バスケットボール部の男性監督がJBA=日本バスケットボール協会から技術指導ができない1年間の資格停止処分の通知を受けたと学校に報告しました。

 

JBA13日付けで高校バスケットボール部の指導者が複数の部員に対し、人格を一方的に否定するなどの暴言行為やハラスメント行為をしたとして登録資格を1年間停止したと発表しています。

 

島原中央高校はその後、部員の保護者にオンライン説明会を開きましたが、生徒や保護者の混乱を避けるため処分の理由は明らかにしていません。

 

学校によりますと男性監督は処分の内容に一部事実誤認があるとして、JBAに申し立てをしたということです。

 

男性は3年前に監督に就任し、2023年と2024年の2年連続で県代表としてウインターカップに出場しました。

 

 

 

島原中央高女子バスケ部監督を活動停止
…部員への人格否定発言やプライバシーへの配慮欠いたハラスメントで

 

2025年3月29日() 11:10 読売新聞

 

 昨年の全国高校選手権に出場した長崎・島原中央高女子バスケットボール部の30歳代男性監督が、部員に対する暴言などで日本バスケットボール協会から1年間の活動停止処分を受けていたことが分かった。処分は13日付。

 

 同高などによると、男性監督は複数の部員に人格を否定する発言をしたり、プライバシーへの配慮を欠いたハラスメント行為をしたりして、懲罰の対象になった。男性監督は指導を外れているものの、処分を「一部承服できない」として同協会に異議を申し立てたという。

USBメモリなどを盗み廃棄 不正なログインで受信メールを無断で削除 休暇予定を勝手に取り消し 後輩に嫌がらせをしようと悪質なパワハラを繰り返した県職員が停職処分

USBメモリなどを盗み廃棄
 不正なログインで受信メールを無断で削除
 休暇予定を勝手に取り消し
 後輩に嫌がらせをしようと悪質なパワハラを繰り返した県職員が停職処分

 

2025年3月28日() 14:35 テレビ静岡

 

後輩の職員に対して2年近くパワハラを繰り返した男性主任について、静岡県は停職6カ月の懲戒処分を行いました。

 

328日付で停職6カ月の懲戒処分となったのは浜松土木事務所に所属する男性主任(30)で、2024721日、不正に借り受けた鍵で土木事務所内に侵入し、嫌がらせをする目的で後輩職員が使用していたUSBメモリなどを盗んだうえ廃棄しました。

 

男性主任は同年11月に建造物侵入及び窃盗容疑で逮捕・起訴され、その後、罰金20万円の略式命令を受けています。

 

県によると、男性主任は20228月から後輩職員に対してパワーハラスメントを繰り返していて、ほかにも自席のパソコンから後輩職員のIDとパスワードを使って不正にログインし、受信メールを無断で削除したほか、所属職員の給与明細を共有フォルダに保存し、後輩職員が保存先を間違えたように偽装した上で「全員に謝るだけでは済まない。仕事には向き不向きがある」という内容のメールを送っていました。。

 

また、データベースへのアクセス権限を削除したり、起案文書の備考欄に後輩職員を名指しした上で「発達障害」と記載したり、後輩職員の休暇予定を複数回にわたって勝手に削除・変更したりするなど6つの行為がパワハラと認定されています。

 

パワハラ行為をめぐっては20249月に後輩職員から人事課に対して訴えがあり、同年12月に行われた県の聞き取りに対して男性主任が嫌がらせ行為を認めたということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

【懲戒】後輩職員に対する「パワハラ」や「窃盗」などで
30代県職員の処分を発表(静岡)

 

2025年3月28日() 16:40 静岡第一テレビ

 

静岡県は、28日、後輩職員にパワハラを行ったうえ窃盗容疑などで逮捕後、罰金の略式命令を受けた県職員の懲戒処分を発表しました。

 

28日付で、停職6か月の懲戒処分を受けたのは、浜松土木事務所に所属する30歳の男性です。県によりますと、この男性職員は、20247,、不正に借り受けた鍵を使用して職場に侵入し、嫌がらせ目的で後輩で20代の男性職員が使用していたUSBメモリなどを廃棄しました。その後、この男性は、建造物侵入と器物損壊の罪で略式起訴され、浜松簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受け即日罰金を納付したということです。

 

また、処分を受けた男性職員は、2022年から約2年にわたり、後輩職員に対して嫌がらせなどのパワー・ハラスメント行為を複数回繰り返したということです。県側の聴取に対して一連の行為を認めたうえで、この男性職員は、「今回のことは、人としてやっていけないこと、公務員としての信頼を失墜する行為であり、踏みとどまれなかったことを大変後悔しています」などとコメントしています。

 

 

 

「踏みとどまれず大変後悔」
後輩にパワハラ行為の静岡県職員に停職6か月の懲戒処分
 不正に事務所に入りUSBメモリーなどを廃棄

 

2025年3月28日() 20:22 静岡放送

 

静岡県は328日、後輩に嫌がらせを繰り返すパワーハラスメントをしたなどとして浜松土木事務所の30歳の男性職員を停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。男性職員は「踏みとどまれず大変後悔している」などとコメントしているということです。

 

停職6か月の懲戒処分を受けたのは、浜松土木事務所に勤務する30歳の男性主任です。静岡県によりますと、男性は20247月に後輩の20代の男性職員に嫌がらせをする目的で不正に事務所に入り、後輩が使っていたUSBメモリーなどを廃棄したということです。男性は建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕され、その後、建造物侵入と器物損壊の罪で略式起訴され罰金20万円の略式命令を受けました。

 

また、男性は20228月から20245月にかけ後輩の男性職員に対して嫌がらせのメールを送ったり、休暇の予定を削除・変更したりするなど計6件のパワハラ行為を繰り返したということです。男性は、「踏みとどまれなかったことを大変後悔しています」などとコメントしているということです。

 

 

 

USBメモリー破棄やメール削除後輩に嫌がらせ
 静岡県、男性主任を停職6カ月 パワハラ6件認定

 

2025年3月29日() 7:45 静岡新聞

 

 静岡県は28日、後輩への嫌がらせ目的で職場に不正に侵入してUSBメモリーを廃棄して立件されたほか、パワーハラスメント6件が認定された浜松土木事務所の男性主任(30)を停職6カ月の懲戒処分とした。

 

 県によると、男性主任は昨年7月の勤務時間外に同事務所に他人の名前を使って侵入し、後輩の20代男性職員が使用していたUSB2本をごみ箱に捨てた。11月に逮捕・送検され、建造物侵入罪と器物損壊罪で罰金20万円の略式命令を受けた。

 

 男性主任は20228月から245月まで、この後輩に対し、不正ログインしてメールを削除したり、データベースのアクセス権限の削除や付与を繰り返したりした。起案文書の備考欄に「後輩職員は発達障害のため当日は除外」などと虚偽の文言を書き込んだほか、通販カタログを後輩の自宅に送りつけるなどしたという。

 

 県の聴取に男性主任は「仕事に対応してもらえず関係がギクシャクしていた」と嫌がらせを認めた。「人としてやってはいけないこと、公務員の信用を失墜する行為で、踏みとどまれなかったことを後悔している」と述べているという。配置転換して勤務は継続する見通し。


《カウンセラー松川のコメント》

冒頭に掲載したテレビ静岡による報道の見出しが、
一人の所業であることに驚きです。
窃盗・データ改変・メール削除・届出書面の廃棄・罪を被せての叱責
それに加えて、起案文書への不当な書き込み・カタログの送り付け。
もう「犯罪の行商人」と言えるでしょう。
しかも、昨年11月に逮捕・送検され、建造物侵入罪と器物損壊罪で
罰金20万円の略式命令を受けている始末。
人として異常なのですから、社会人失格。
社会人失格ならば公務員としての資質も欠格。
よって、そもそも論として「分限免職」相当のはずです。
しかし、これだけ盛沢山の悪行三昧でも停職6カ月。
やはり公務員は非違行為天国なのでしょう。
再発する可能性は高い気がします。

被害者の方へ
これだけ異常な性格の者と一緒に働いていただけでも
大変でしたでしょうし、凄いとも言えます。
しかし、あれ程の被害に遭ったのに、
加害者が停職6カ月では足りないどころか、軽すぎると思いませんか?
慰謝料の請求をして、加害者に罪の意識を背負ってもらって
構わないと思います。


消防士長が勤務時間中にライブ配信 “キャンプトーク”署内で月に約4回 大分・杵築速見消防組合

消防士長が勤務時間中にライブ配信キャンプトーク署内で月に約4
 大分・杵築速見消防組合

 

2025年3月28日() 12:44 大分放送

 

大分県にある杵築速見消防組合は28日、勤務時間中に携帯電話のアプリでライブ配信したとして、30代の男性消防士長を戒告の懲戒処分としました。

 

杵築速見消防組合は、パワーハラスメントや勤務態度不良にあたるとして3人の懲戒処分を発表しました。

 

このうち、日出消防署に勤務する30代の男性消防士長は、去年5月から12月までの間、勤務中の仮眠時間に、携帯電話のアプリで趣味のキャンプに関するライブ配信をしていました。署内の会議室や仮眠室などから月に約4回、1時間程度の配信を繰り返していたということです。

 

配信を見た視聴者からの指摘で発覚し、杵築速見消防組合は「戒告」の懲戒処分としました。聞き取りに対し、消防士長は「アプリのイベントに参加するために配信し、仮眠時間中であれば問題ないと思っていた」と説明しているということです。

 

また、消防本部に勤務する40代の男性消防司令補は、男性部下に対し、「お前はだめだ」「このくらいわからないのか」などと威圧的に叱責しました。また、酒の席で脇腹をつねるなどの行為を繰り返し、パワーハラスメントにあたるとして停職1か月の処分を受けました。

 

そのほか、消防本部に勤務する50代の消防司令補は、役職に就いた2016年からパワハラや職場内の秩序を乱したとして減給10分の11か月の処分を受けています。

 

 

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消防士が仮眠時間にアプリで配信「業務怠った」懲戒処分
 同僚つねるなどパワハラで停職や減給も 大分

 

2025年3月28日() 12:48 テレビ大分

 

杵築速見消防組合は28日、勤務時間中にライブ配信を行った消防士など職員あわせて3人に対し、懲戒処分を行ったと発表しました。

 

杵築速見消防組合によりますと、日出消防署の30代の男性消防士長は20245月から12月までの間、仮眠の時間にスマートフォンのアプリを使い、ライブ配信を行いました。

 

趣味のキャンプに関する内容で、消防士であることは明かさなかったものの、署内の会議室や仮眠室などを使っていたということです。1時間程度の配信を月4回ほど行っていました。

 

消防士長は「仮眠時間であれば問題ないと思っていた」などと話していたということですが、消防組合は仮眠時間も勤務中にあたり、「業務を怠った」として、28日付で戒告の懲戒処分を行っています。

 

このほか、40代の男性消防司令補が部下に威圧的な言動をしたほか、飲み会の場で同僚をつねるなどのパワハラを行っていたとして停職1カ月。また、50代の男性消防司令補が嫌いな部下や同僚に対して直接、連絡や指導をしないなどの嫌がらせを繰り返していたとして、減給10分の11カ月の懲戒処分を受けています。

 

 

 

酒席であざができるほど強くつねる・厳しい叱責や無視・
勤務中に趣味の配信活動…消防司令補ら懲戒処分

 

2025年3月29日() 13:44 読売新聞

 

 大分県の杵築速見消防組合は28日、部下や同僚へのパワーハラスメントがあったなどとして同組合消防本部の男性消防司令補(40歳代)と別の男性消防司令補(50歳代)をそれぞれ停職1か月と減給10分の11か月)、勤務中にスマートフォンで趣味の配信活動をしたとして日出消防署の男性消防士長(30歳代)を戒告の懲戒処分にした。

 

 発表によると、40歳代の消防司令補は20225月、部下への指導で威圧的な言動をし、239月には酒席で同僚をあざができるほど強くつねるなどした。50歳代の消防司令補は16年以降、気に入らない部下や同僚への職務上の連絡を別の職員を介してしか行わずに業務を滞らせたほか、厳しい叱責や無視をした。上司から再三の指導を受けても改善しなかったという。

 

 消防士長は昨年512月、泊まり勤務の仮眠時間中に月4回ほど、スマホのアプリでキャンプに関する配信をしていた。外部からの情報提供で判明した。

 

 梶原美樹消防長は「服務規律の順守を徹底する」との談話を出した。


《カウンセラー松川のコメント》

40歳代の消防司令補について
暴力行為と言うより、痣が残るのですから傷害行為です。
酒席とは言え、この様な行為に及んでしまうのは、
暴力を振るう事に躊躇がない性格だからでしょう。
この問題より前にも大なり小なり加害行為はあったと思います。
これを機に改心すると良いと思います。

被害者の方へ
加害者は懲戒処分を受けた事で、一旦は収めてください。
但し、再発したら遠慮も躊躇も無く、然るべき所へ申し出てください。


50歳代の消防司令補について
仕事で個人への好き嫌いを持ち込むのは子供のすること。
こんな性格でも昇任出来るのですから、ちょっと心配になります。

被害者の方へ
世の中には何故か頭の悪い人が職場に入り込んでます。
そう言う人に自浄作用は期待出来ませんので
然るべき所へどんどん相談しましょう。



▼北九州市職員がセクハラ、懇親会や帰路で女性職員に性的な言動や身体的接触繰り返す…減給10分の1に

北九州市職員がセクハラ、
懇親会や帰路で女性職員に性的な言動や身体的接触繰り返す
…減給10分の1

 

2025年3月28日() 12:21 読売新聞

 

 北九州市は27日、元同僚の女性職員にセクハラ行為をしたとして、子ども家庭局の係長級の男性職員(52)を減給10分の11年)の懲戒処分とした。

 

 発表では、男性職員は昨年314日、懇親会やその帰路で、女性職員に性的な言動や身体的接触を繰り返した。女性職員が上司に相談し、同19日に発覚した。男性職員は「覚えていない」と話しているという。

▼カラオケで暴力行為、関係団体職員にパワハラ…沖縄県職員2人を懲戒 文化観光スポーツ部

カラオケで暴力行為、関係団体職員にパワハラ…沖縄県職員2人を懲戒
 文化観光スポーツ部

 

2025年3月28日() 11:51 琉球新報

 

 県は27日、文化観光スポーツ部の職員2人を懲戒処分にしたと発表した。50代男性職員はカラオケハウスで県職員に暴力行為をしたとして減給1カ月の処分、40代男性職員は関係団体職員3人にパワーハラスメント行為をしたとして戒告の処分となった。いずれも処分は同日付。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

暴力とパワハラ、沖縄県が職員2人を懲戒処分

 

2025年3月28日() 17:23 沖縄タイムス

 

 沖縄県人事課は27日、暴力やパワーハラスメントをしたとして職員2人を懲戒処分にしたと発表した。

 

 文化観光スポーツ部の40代男性職員は県の関係団体職員3人に対し、他の職員がいる前で侮辱するような発言をし、戒告(厳重注意)の処分とした。同部50代男性職員は昨年10月、那覇市内のカラオケ店で同席した職員にマイクを頭部にぶつける行為をしたとし、減給1カ月(10分の1)。

2025年3月27日木曜日

▼那覇市議によるハラスメントを問うアンケート 市職員の8%が「受けた」と回答

那覇市議によるハラスメントを問うアンケート 市職員の8%が「受けた」と回答

 

2025年3月27日() 19:53 琉球放送

 

那覇市議会が先月実施した、ハラスメントの実態を把握するためのアンケートで、市議会議員からハラスメントなどを受けたと回答した市職員が99人いたことがわかった。

 

アンケートは、収賄の罪で起訴された前の那覇市議会議長による職員へのパワーハラスメントを議会も許容していたという報告を踏まえ、先月実施されたもの。市職員1182人、市議会議員36人が回答した。

 

市議会議員からハラスメントなどを受けたと回答した職員は99人で、内訳は「威圧的な態度や大声での叱責を受けた」が63人と最も多く、次いで「理不尽な罵倒や要求を受けた」と答えたのが51人だった(複数回答方式)。

 

自由記述には、「おまえ遅せぇんだよなど見下すような話し方をされた」、「私的な情報の資料作成をさせられた。議員と職員は決して対等ではないと感じた」などのコメントが寄せられた。

 

▼野原嘉孝 議長

「(職員が)ストレスを感じてしまっていることに対しては本当に申し訳ないと」「それを解消するために一歩踏み出そうというところが見えてきた気がします」

 

アンケートは全議員に共有され、ハラスメント防止条例の制定に向けて役立てられるという。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ1月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼那覇市議会「前議長のパワハラ、議会が許容」 検証・再発防止会議が結論 議員・職員アンケート実施へ
これの続報です。


▼千葉の指導者を除名 全柔連

千葉の指導者を除名 全柔連

 

2025年3月27日() 18:56 時事通信

 

 全日本柔道連盟は27日、オンラインで臨時理事会を開き、教え子への身体的暴力など柔道の品位を害する行為をしたとして、千葉県の柔道指導者(32)に対し、最も重い除名処分を下すことを決めた。

 

 全柔連は氏名などを公表していないが、男児の口にしょうゆを流し込むなどの暴力や、女児に性的暴行を加えるなどした疑いで逮捕、起訴された市原市の柔道塾元塾長の男性とみられ、「あまりにひどい事案」と断じた。

 

 職員へのパワーハラスメントが認定された東京都柔道連盟の専務理事(67)には、注意の処分を科した。 

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

【柔道】教え子男児にしょうゆ飲ませた指導者を除名
「明らかに暴行。品位汚した」女児に性的暴行も

 

2025年3月27日() 20:16 日刊スポーツ

 

 全日本柔道連盟(全柔連)は27日、オンラインで臨時理事会を開き、女児への性的暴行の罪などで起訴された千葉県の男性指導者(32)を除名処分とした。

 

 運営していた柔道塾で、教え子の男児の口内にしょうゆを無理やり流し込むなどの暴行罪でも起訴されている。指導を受ける者に対する身体的暴力、柔道の品位を害し全柔連の名誉を著しく害する行為があったことが理由とされた。

 

 高山健事務局長は、対象者と書面での聞き取りを行った上での判断と明かし「しょうゆを飲ませた件は明らかに暴行。他にもいくつか見つかっている。柔道の品位を著しく汚した」と、倫理・懲戒規定で最も重い「除名」に至った経緯を説明した。

 

 また東京都柔道連盟の専務理事(67)は、職員へのパワーハラスメントが認定され、「注意」の処分が科された。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年7月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラ訴えた女性詰問か 「説明を」と都柔連幹部
これの続報です。



長井市の消防職員(56)がパワハラで戒告処分 別の職員と口論になり胸を突く

長井市の消防職員(56)がパワハラで戒告処分 別の職員と口論になり胸を突く

 

2025年3月27日() 17:10 山形放送

 

長井市の消防署に勤務する56歳の男性職員が去年10月、別の部署の職員に対し、胸を突くなどのパワーハラスメントを行ったとして、戒告の懲戒処分を受けました。

 

西置賜地域の13町の消防業務を担う西置賜行政組合によりますと、長井市の消防署に勤務する56歳の課長級の男性職員は去年10月、長井市の消防本部事務所内で別の部署の男性職員の胸を突くなどのパワーハラスメントを行ったということです。暴行を受けた職員にけがはありませんでした。

暴行した職員は、業務の報告で消防本部を訪れましたが、その内容を巡って職員と口論となり、胸を突くなどしたということです。

この様子を見ていた別の職員が上司に報告して行為が発覚。内部調査や弁護士からの意見書を踏まえ、懲戒処分審査会を開き、西置賜行政組合は26日付けで男性を「戒告」としました。これまでの調査で、パワハラを行った職員から被害を受けた職員に対しての謝罪はないということです。


《カウンセラー松川のコメント》

126人の消防吏員と1人の事務職員からなる広域消防本部です。
加害者は「長井市の消防署に勤務する56歳の課長級の男性職員」
被害者は「長井市の消防本部事務所内で別の部署の男性職員」
とのこと。
西置賜行政組合消防本部は1署3分署態勢なので、
同じ建物内の署員と本部員との間での事案となります。
事案発生は昨年10月なので、5カ月の調査期間を要しての結論です。
胸を突く等の行為と目撃者からの報告による発覚にしては
時間を要し過ぎている感もあります。
職員間の問題での解明が大変だったのでしょうか?
加害者も課長級ならば、本来は分別のつく人格であるべき。
その課長級が暴行をしてしまったのですから、
根の深い問題が有ったのかも知れません。
また、加害者が被害者に謝罪していないのも気になりますし、
その状態ならば「加害者として反省していない」と解されるにも関わらず、
懲戒処分が戒告ですから、報道されていない事実もありそうです。

被害者方へ
未だに加害者からの謝罪が無いのが非常に気になっております。
同じ機関で勤務。しかも、同じ建物内であれば、
何かしらの接点が生じると思います。
遺恨を残したままの勤務は、今後の業務にも差し障る気がします。
どなたか仲裁に入ってくださる方がいないのか、この点も心配です。


山形県では消防職員を対象としたハラスメント等相談窓口を
防災くらし安心部消防救急課に設けられてます。
山形県ハラスメント等相談窓口(消防職員対象)の設置について | 山形県

何でもハラスメントですね

やる気マンマンの入社3年目社員が「ホワハラ」を理由に退職を希望
どうしたら予防できた?どうやって引き止める?

 

2025年3月27日() 8:01 現代ビジネス(社会保険労務士 木村政美)

 

様々なハラスメントが問題になる現代において、「パワハラ」とは対極の「ホワハラ=ホワイトハラスメント」なるものも存在する。ホワハラは、上司や先輩が部下や後輩、同僚に対して仕事の負荷をかけないよう過剰に気を使って仕事や指示を与えないことを言う。受けた側は成長の機会を奪われたと感じるのだ。 

実際にどんな行為がホワイトハラスメントにあたるのか?部下指導のさい「ホワハラ」を予防するポイントとは?事例をもとに、社会保険労務士の木村政美氏が解説する。

 

本記事の登場人物

A村さん:25歳。大学でインテリアデザインを学び、甲社の商品企画課に配属された。熱心で向上心があり、B中主任を尊敬している。しかし、入社後プロジェクトに参加させてもらえず、C松課長から雑務ばかり任されている。

B中主任:35歳。A村さんの隣席にいる先輩。これまでに複数のヒット商品を生み出しており、周囲から一目置かれる存在。A村さんは、B中主任が参加するプロジェクトミーティングを見学するたびに刺激を受けている。

C松課長:40歳。A村さんに雑務ばかりを指示し、プロジェクトに参加させない。A村さんが先輩の仕事を手伝いたいと申し出ても、「自分たちの仕事で君に残業させるわけにはいかない」と拒否する。 

D森部長:45歳。甲社の総務部長。以前C松課長に、「仕事に慣れていない部下に過剰な仕事をさせない」ように注意した。今回は逆にA村さんの扱いをホワイトハラスメントではないかと指摘、C松課長を混乱させている。

 

ホワイトハラスメント(=ホワハラ)とは

ホワハラとは上司や先輩が部下や後輩、同僚に対して仕事の負荷をかけないようにと過剰に気を使って仕事や指示を与えないことで、結果的に精神的な負担を与え、成長の機会を奪う行為をいう。

ホワハラが誕生した背景は、2020年に施行された労働施策総合推進法の改正法(パワハラ防止法)により、パワハラやコンプライアンスへの意識が高まったことと関係が深い。適切な指導でもケースによってはパワハラと言われることに過敏反応した上司や先輩が、部下や後輩に対して指導などの接触を避けることで意思疎通や関係が希薄になり、結果としてホワハラが発生しやすくなったと考えられる。

上司と部下におけるホワハラの一例としては

 ・上司が「あとはこっちでやるから」と言って部下に残業をさせない。

 ・部下に負担をかけないよう、簡単な仕事ばかりを割り振る。

 ・部下に「そんなに頑張らなくてもいい」と言って自らが仕事を手伝う。

 ・メンバーであっても、「聞いているだけで大変だろう」と思い、ミーティングの参加者からはずす。

 ・運動会や社員旅行など休日に開催される会社行事には、「疲れるだろうから参加しなくていいよ」と言う。

 ・部下がミスや遅刻をしても「指摘したら傷つくかも」と思い、注意をしない。

 などがあげられる。全体的に言えるのは、部下が求めていないにもかかわらず、上司の考えで勝手に業務量や業務内容を軽易なものに変更する、業務上の指導や注意をしないことである。

ホワハラの特徴は、ハラスメントの加害者となる上司には悪意がなく、むしろ部下の心身に過度な負担がかからないよう配慮していることだ。だからその言動に対して自分がハラスメントをしている自覚がないばかりか、部下思いのいい上司だと思われていることを期待している。しかしもし部下が「仕事面での成長を妨げ、キャリアアップの機会を奪うことは一種の嫌がらせだ」と感じた場合、ホワハラを受けたと思われる可能性があるのだ。

 

パワハラの定義とパワハラの6類型

ホワハラとパワーハラスメント(パワハラ)は密接な関係があるので、パワハラについて簡単に説明する。

パワハラとは、職場において行われる優越的な関係(抵抗や拒否ができない関係)を背景とした言動であって、業務上必要かつ相当な範囲を超えて労働者の就業環境が害されるものをいう。ただし、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導であれば、職場におけるパワハラには該当しない。 

パワハラの類型には

 ・身体的な攻撃(暴行・傷害)

 ・精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)

 ・過大な要求(わざと能力以上の仕事を与え、できないとなじる)

 ・過小な要求

 ・人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)

 ・個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

 6つがある。

 

ホワハラとパワハラの関係

ホワハラとパワハラの関係性は、ホワハラの定義にあてはめると、パワハラでいう「過小な要求」に該当する。

過小な要求とは、業務上の合理性なく能力や経験とはかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないことをいう。ここでいう業務上の合理性とは、人事的な理由で一時的に仕事がないもしくは軽易な業務を行う部署に配属される場合などがあてはまる。 

上司が部下に対して行った業務上の配慮や気遣いでも、合理性がなければホワハラになる場合もあるし、合理的な理由があったとしても、伝え方を誤ると部下の思考にも影響が及び、成長実感のなさから離職に繋がることもある。

 

ホワハラを予防する方法

C松課長の言動は、A村さんやD森部長から見た場合、ホワハラの加害者だと思われている。確かに前任者との間に起ったトラブルのみの理由で、人手不足の状態にもかかわらずプロジェクトメンバーから外すことはA村さんの成長を妨げる行為だが、次の事項を考慮した指導をすることでホワハラ扱いは防げただろう。

 

(1) 自分が与えられている業務の役割について、重要性を理解してもらう

 A村さんはC松課長から電話番やミーティングなどで利用する資料作成ばかりを指示され「自分の仕事は雑用ばかり」と思っている。しかし、新入課員として電話番をすることで部署と社内外の繋がりを理解し、資料作成は内容を確認することで仕事のノウハウを覚えることができるなど、それなりに意味があることではないだろうか。C松課長がA村さんに任せている業務の重要性をきちんと説明することで納得して業務に取り組むことができるはずだ。

 

(2) 部下のキャリアアップを後押しする

 A村さんは、C松課長がいつ自分をプロジェクトメンバーに指名するのかがわからず、モチベーションの低下を招いている。C松課長はA村さんにプロジェクトメンバー入りの基準や時期を明確にすること、その後も必要に応じてキャリアアップのための指導やサポートを行うことが重要だ。

 

(3) コミュニケーションの強化をはかる

 上司や先輩に対して、積極的に自分の意見や希望を話せるような職場環境の形成に努めることで、部署全体の業務効率の向上にも繋がる。前任者を含め新入課員とのコミュニケーションに難があるC松課長に比べ、B中主任はA村さんとのコミュニケーションが上手く取れていた。彼の希望を真摯に受け止め、C松課長に進言したのは良い例である。

 

(4) 人員配置や適性を踏まえたマネジメントをおこなう

 もともと企画の仕事を希望していたA村さんと、定期人事異動で部署に配属された前任者とでは仕事に対するモチベーションや能力差がある。C松課長は個人ミーティングなどを通じて部下の現状を把握し、強みや特性を活かしつつ適切な役割や任務を割り当てることが求められる。

 

気になるA村さんのその後

A村さんからの退職届は本人を説得しいったん保留にしたが、C松課長から配置転換の話を出され途方に暮れたD森部長は、B中主任を呼び状況を説明したところで、「君はどう思う?」と尋ねた。

A村さんはウチの課を希望して配属されたのでやる気があり、課長から指示された業務もそつなくこなしています。そこは定期人事異動に渋々応じた前任者とは違います。特に私が今担当しているチームは人手が足りないので、ぜひメンバーに入れたいです。じゃないといつまでたっても彼は仕事を覚えられません。4月には後輩が入るので今の状態ではマズイでしょう?」

「でもC松課長がOKするだろうか?前任者にパワハラ呼ばわりされたトラウマがあるみたいだし

「それは、企画経験がない彼をいきなり当時いちばん大変なプロジェクトに入れた課長のミスです。今回はそこまで難儀ではないし、私もA村さんには気を配るようにします」

「わかった。よろしく頼む。C松課長はこっちで説得するよ」

D森部長の説得に応じたC松課長は翌日、A村さんのプロジェクトメンバー入りを正式に決めた。知らせを聞いたA村さんはすぐに退職届を撤回した。そしてC松課長は正式に他部署への異動を願い出た。そして……

 

プロジェクト発足日の朝、A村さんに衝撃が走った。B中主任がC松課長の後任として急遽昇進したのだ。これからは課全体の総括者となるため、自らプロジェクトチームを率いることはなくなる。

「せっかくアピールしたのに、もうB中主任と一緒に仕事できないなんて……

ショックで顔が曇ったA村さんを見たB中課長は笑顔で言った。 

「大丈夫。週に2回の個人ミーティングで自分のノウハウをしっかり教えるから、わからないことがあったら何でも聞いてね」

A村さんは安どの表情で頷いた。


《カウンセラー松川のコメント》

「ホワイトハラスメント」なる新たなハラスメントが生まれつつある様です。
筆者によると「過小な要求」とのことですが、
・ミーティングの参加者からはずす
・休日に開催される会社行事には「参加しなくていいよ」と言う
これは「人間関係からの切り離し」に該当です。
そもそも「パワハラ」となる言葉を中途半端に知ってしまった新人が
嫌な思いをすると「パワハラだ」と声を上げてしまう点が問題であり、
この対策を採らないままに、職場の中堅者が指導教育をし難い環境が作られ
それが「事なかれ主義」に至ってしまったのが原因です。
今や「触らぬ神に祟りなし」なのが職場の常識となりつつあります。
それを逆手に取って「ホワハラ」とされてしまったのでは、
教える側は手詰まりとなってしまいます。

この事例では、円満に解決していますが、
世の中はそんなに都合良くは回りません。

ハラスメントを擁護する訳ではありませんが、
気に入らなければ何でもハラスメントにしてしまう風潮を改めない限り
ホワイトハラスメントの次にクリアハラスメントが待ち構えているだけだと思います。
・先輩上司は指導せず、分からない部分は自力学習
・不明点があれば質問をして、それに対して事務的に回答
・ミスが発生すれば、それは本人の責任(=自己責任)
そんな時代になるはずです。