2022年3月7日月曜日

「長いから散髪しろ」と再三指導、従わない部下の髪をつかむ…40代の自衛官に戒告処分、発覚は“ホットライン”への通報

「長いから散髪しろ」と再三指導、従わない部下の髪をつかむ
40代の自衛官に戒告処分、発覚はホットラインへの通報

 

2022年3月7日() 15:46 北海道放送

 

 2019年、部下を指導する際、髪をつかんだとして、40代の自衛官が、戒告の懲戒処分を受けました。

 

 戒告の懲戒処分を受けたのは、第7師団第7後方支援連隊所属の40代の男性3等陸佐です。

 陸上自衛隊によりますと、3等陸佐は2019年8月、部下を指導する際、髪をつかみました。

 その後、防衛省の「パワハラホットライン」への匿名の通報から発覚し、事情を聴かれた3等陸佐も認めました。

 3等陸佐は「部下隊員の髪が長く、散髪するよう再三指導していましたが、改善が見られなかったため、指導する際つかんだ」という趣旨の話をしているということです。

 陸上自衛隊では、具体的な髪の長さについての規定はないものの、衛生面等の観点から短くするよう指導されています。

 陸上自衛隊は「部隊としては、組織としてパワハラを許さないという強い姿勢をもって、その根絶を図るべく取り組んでいるところであり、今後このようなことが起こることのないよう、一層の服務指導を徹底してまいります」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

頭髪問題が発展しての加害行為とのこと。
学校ならば校則に頭髪の規定があれば、それを基に指導出来るのですが、
ニュースでも記されているとおり、
陸自には具体的な髪の長さについて規定がないそうです。
そうなると、頭髪の長短も主観で判断され、この様な問題になるでしょう。
成り手の少ない自衛隊だけに、規則で雁字搦めに出来ない難しさもあるのでしょう。
しかし、斉一性を採り不公平を無くす事も管理としては大切だと思います。
身嗜みで「社会人らしい」「公務員らしい」「自衛官らしい」ではなく、
きちんと原理原則を定めては如何でしょうか?

被害者の方へ
頭髪について規定が無いから、自身の判断で長さを決めていたのだと思います。
しかし、制服着用で活動する公安職ならば、ある程度は周囲に合わせる必要も
あるのではないかと思います。
統一性も大切な職場ですので、身嗜みで目立とうとする必要もありませんし。

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