2022年3月3日木曜日

グロー損賠訴訟口頭弁論 原告2人が意見陳述

グロー損賠訴訟口頭弁論 原告2人が意見陳述

 

2022年3月3日() 19:57 産経新聞

 

社会福祉法人「グロー」(近江八幡市)の前理事長、北岡賢剛氏(63)から性暴力やセクハラ、パワハラを繰り返し受けたとして、元職員の女性2人が北岡氏とグローを相手取って計約4250万円の損害賠償を求めた訴訟の第4回口頭弁論が3日、東京地裁であり、原告2人が意見陳述をした。

 

原告2人を支援する「Dignity for All―社会福祉法人役員による性暴力・ハラスメント裁判の原告を支える会―」によると、原告の木村倫さん(仮名)は、「ハラスメントを一貫して拒否したが北岡氏は無視。周囲の男性役員たちも同席したり、見聞きしていても誰も問題視しなかった」とし、「絶対に許せないと決心した」と提訴の理由を述べた。

 

もう一人の原告、鈴木朝子さん(同)は、「性的欲求発散の道具にされていると思い、悔しかった。性暴力にあったときは死にたかった」などと被害を語り、「裁判ではハラスメントが抑止されなかった構造や、被害の実情を理解してほしい」と訴えた。

 

また、原告側は北岡氏から木村さんに送信された「ご褒美に身体がほしい」「男に抱かれながらのメールはいらない」といったメール内容30通を追加証拠として提出した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ1月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: グロー損賠訴訟原告ら 不法行為100件を裁判所に提出 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
原告の訴えどおりならば「被告は鬼畜」としか言いようがありません。
或る意味で性的な異常者なのだと思います。
「よくも街頭で無関係な者への行為に及ばなかった」と逆に感心してしまいます。

被害者の皆様へ
判決が出るには、まだ長い時間を要します。
そして、被告が否認している以上、判決が確定には更に長期間を要します。
心労や時を費やすことで大変でしょうけど、
諦めずに正義を貫いてくださいませ。

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