2022年3月25日金曜日

教室で女児の体触る、黒板に答え書く別の女児の下着撮影…元教諭に有罪判決

教室で女児の体触る、黒板に答え書く別の女児の下着撮影…元教諭に有罪判決

 

2022年3月25日() 13:29 読売新聞

 

 勤務先の東京都板橋区の区立小学校で12歳だった女子児童の体を触ったなどとして、強制わいせつ罪などに問われた同区の元小学校教諭の被告(30)(懲戒免職)に対し、東京地裁は24日、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。佐々木淑江裁判官は「抵抗してこないであろう児童に対して犯行に及び、自己中心的で卑劣だ」と述べた。

 

 判決によると、被告は2020年10~12月、区立小学校の教室で教え子だった女子児童の体を触ったほか、レジャーなどで使われる「アクションカメラ」を使って10歳だった別の女子児童の下着を授業中に撮影した。

 

 判決は、被告が体を触った女子児童に口止めをしたり、女子児童がいすの上に立って黒板に答えを書いている時に下着を撮影したりしたとして、「刑事責任は重い」と批判。一方、被告が今後、実家に戻り、教職に就くつもりはないなどと述べたことから執行猶予を付け、「性犯罪者処遇プログラム」を受けさせるのが有益だとした。


《カウンセラー松川のコメント》

これだけ悪質な犯行に及びながら実刑判決が出ないのは
被害者が小学校児童と言う点で理解出来ません。
確かに日本は応報刑ではなく教育刑なので、
この様な判決も不思議ではありません。
しかし、自己の劣情を満たす為だけの犯行の上に
立場を利用した口止めまで行うのは悪質極まりないです。
教員が「二度と教職には就きません」と言うだけで
実刑を免れるのは余りにも加害者寄りの判断です。
自身の罪の重さを感じさせるには実刑を科した上で、
教育系としての処遇プラグラムを受けさせるべきだと思います。

被害者の皆様へ
日本の司法は被害者救済よりも加害者救済が優先されるのは
今に始まったことではありません。
第一審でこの様な判決が出て納得出来ないとすれば、
後は検察による控訴を期待するしかありません。
被告人は実刑を免れた事で控訴はしないでしょうから。

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