2022年3月22日火曜日

「超勤もらいこの仕事か」パワハラで課長級職員を処分、京都市 発覚は部下の相次ぐ年休

「超勤もらいこの仕事か」パワハラで課長級職員を処分、京都市
 発覚は部下の相次ぐ年休

 

2022年3月22日() 18:33 京都新聞

 

 京都市は22日、部下にパワハラ行為を繰り返したとして、行財政局付の課長級男性職員(43)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にした、と発表した。また、当時の上司だった子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部長を管理監督責任者としてけん責処分とした。

 

 市によると、男性職員は同部の課長級だった20209月ごろから216月まで、係長ら計3人の部下に対し「超勤(時間外勤務手当)をもらっているのにこの仕事ぶりなのか」「勝手にしろ」などと威圧的な発言や叱責(しっせき)を繰り返した。また、ロッカーや机の引き出しを強く閉めて音を立てるなどし、職場環境を悪化させたという。

 

 2156月、男性職員の部下が相次いで年次休暇を取るなど不審な点が浮上し、発覚した。男性職員は同年7月に行財政局付となっており「余裕がない状態の中、部下から相談を受けた時、結論のない状態にいら立った。反省している」などと話しているという。

 

 市は「個人の尊厳と人格を不当に侵害する重大な問題。服務規律の一層の徹底を図る」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

年次休暇の使用状況から職場の異常を察知したのは大したものだと思います。
加害者の[ロッカーや机の引き出しを強く閉めて音を立てる]は
大人気無い行動だと思います。
感情を発露させめのに発言ではかっこ悪いのでしょうけど、
物に当たる行為はそれ以上にかっこ悪い上に、感じも悪いです。
これは「職場環境を悪化させた」と指摘されて当然です。
加害者が「余裕がない状態の中」と弁解しておりますが、
何に起因して余裕が無かったのか分かりませんが、
そこは頑張ってこその課長級職ではないでしょうか。

被害者の皆様へ
感情的な言動で嫌な思いをされたと思います。
「この様な上司になってはダメ」との反面教師にして
今後の部下育成に努めて頂きたいと思います。

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