2022年3月13日日曜日

3等陸曹、後輩の顔を踏みつけ・平手打ち4回…陸曹長は上司に報告せず

3等陸曹、後輩の顔を踏みつけ・平手打ち4回
…陸曹長は上司に報告せず

 

2022年3月13日() 2:04 読売新聞

 

 山梨県の陸上自衛隊北富士駐屯地は10日、後輩隊員を暴行して傷害を負わせたなどとして、第1特科隊の男性3等陸曹(34)を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 発表によると、3等陸曹は2020年9月、業務中に後輩を指導していた際、報告の遅れなどに腹を立て、頭部付近を4回平手打ちした。昨年1月には別の後輩の顔面を踏みつけるなどし、全治1週間の傷害を負わせた。昨年6月、部隊に報告が寄せられて発覚した。また、知りながら上司への報告を怠ったとして、男性陸曹長(53)を減給1か月、幹部自衛官の男性(30歳代)を戒告の懲戒処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

業務に関して複数の暴力行為があったので
直情的な行動だったのかも知れません。
報告の遅れにしても、遅れの程度が分かりませんので何とも言えませんが、
進捗管理もせずに遅れだけ叱責しているのでは上司失格です。
そして、この様な暴力事案の発生を隠蔽していた上官も無能です。
必要な情報は上に揚げ、対処の指示を仰ぐ。
上が当てにならないならば、下と上手く調整をする。
これが勤め人の処世術でもあります。

被害者の皆様へ
暴力で物事を解決しようとする者は少なからず居ます。
そんな輩が上に居たのは不幸としか言えません。
理不尽な目に遭ったならば、必要な箇所に伝えると共に
仲間と情報共有も大切です。

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