2022年3月7日月曜日

【大和市長パワハラ疑惑】市議会の調査委が聴取 主張食い違いのまま

【大和市長パワハラ疑惑】市議会の調査委が聴取
 主張食い違いのまま

 

2022年3月7日() 22:01 神奈川新聞

 

 神奈川県大和市副市長を昨年4月に辞職した金子勝氏(65)が大木哲市長(73)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと告発したことを巡り、大和市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)は7日、金子氏と大木市長、井上昇(71)、小山洋市(62)の両副市長の4人から意見を聴取した。

 

 金子氏は「苦悩する多くの職員から相談を受けて何度も止めるよう進言した」とした一方、大木市長は「パワハラは一切していない。虚偽の告発であり裁判で真実を明らかにしたい」と述べ、両者の主張は従来通り食い違ったままだった。

 

 

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大和市長が調査委に参考人招致
 自身のパワハラ疑惑めぐり「真実は裁判で」

 

2022年3月7日() 23:02 テレビ神奈川

 

大和市の大木哲市長が、パワハラを繰り返したとして前副市長が抗議の辞職をした問題。7日に市議会の調査特別委員会に市長自らが参考人として初めて出席し、「真実は裁判で明らかにする」と語りました。

 

この問題は、大木市長が職員に対しパワハラ行為を繰り返していたとして、去年、金子前副市長が任期途中で抗議の意味を込め辞職したものです。

これを受け調査のために設けられた市議会の特別委員会が、7日、2人を参考人招致しました。

金子前副市長は、「大木市長は、自分が判断ミスをしたときほど職員に押し付け厳しく恫喝していた」などと述べました。

 

金子前副市長

「平然とうそとパワハラを繰り返しているトップの元で、職員が仕事をするのは、非常に苦しんでやっているのは目に見えている。 できるだけ市長に触れたくないという気持ちでやっているので、もう行政組織としては、きちっと機能はしていないと思います」

 

一方、大木市長はパワハラはねつ造だと主張し前副市長を提訴していて、今後については裁判で明らかにすると強調しました。

 

大和市・大木市長

「私の方から金子氏を提訴しているんです。 やましい部分があるとしたら提訴するでしょうか。 裁判に訴えるでしょうか」

 

去年、委員会が行ったアンケートで市長からパワハラを受けたとの匿名証言が複数寄せられたことについては、「結果の原本が確認できないのでお答えできない」と繰り返し、委員からは「残念だ」との意見が上がりました。

 

大和市・大木市長

「法律にのっとって、ルールにのっとって、判断していただけるので、裁判の場で正々堂々と主張していきたいと思っています」


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 大和市長パワハラ疑惑めぐり 3月7日に市議会が参考人招致へ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
市議会には捜査権もありませんし調査能力にも限界があるので
それを承知で市長も従来の主張を曲げないでいるのでしょう。
新聞広告を出すだけでなく、辞めた副市長を訴える等、
パワハラが無い事を相当に訴えている姿は見えています。
しかし、無記名とは言え、職員へのアンケート調査では
市長によるパワハラが有ったとの回答が寄せられている以上、
加害者である蓋然性は高いと思います。
議会で被害者が名乗りを上げて証言をしても、
市長は難癖を付けて加害を認めないのでしょうね。

被害者皆様へ
市長はアンケート調査の匿名性を逆手に取っています。
こうなった以上は被害者の皆様が一致団結して
市議会で証言をするのも重要だと思います。

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