部下に「ばかじゃないのか」 50代幹部が不適切指導で停職
陸上自衛隊富士学校
2022年3月4日(金) 17:31 テレビ静岡
静岡県小山町にある陸上自衛隊富士学校の50代の男性幹部が、部下の隊員に不適切な指導をしていたとして停職5日の懲戒処分を受けました。
富士駐屯地によりますと、この幹部は去年6月から10月にかけ複数の部下に対し「ばかじゃないのか」、「コミュニケーション能力が欠落している」など人格を否定する暴言を浴びせました。
さらに消毒液のボトルを床に投げつけたり、車内で前の席に座っている部下の背もたれを蹴ったりしたということです。
この幹部は「部下の至らない点や能力が不足する点などを指摘するためにやった」と話しているということです。
《カウンセラー松川のコメント》
「ばかじゃないのか」「コミュニケーション能力が欠落している」
この辺りの発言について善悪を語るのは難しいです。
[簡単な計算を間違える][書式が間違えている][期限を過ぎての提出]
こんな事をしたら「ばかじゃないのか」と叱責したくなりますし、
[報連相が出来ない][誤解を生む表現が多い]
となれば「コミュニケーション能力が欠落している」と言いたいでしょう。
しかし、
[消毒液のボトルを床に投げる][車内で前の席に座っている部下の背もたれを蹴る]
これらは間接や直接の暴力ですし、管理監督者としては失格な行為です。
加害者の「部下の至らない点や能力が不足する点などを指摘するためにやった」
これも罪の意識の別として正直な回答だと思っています。
暴力行為への擁護は致しませんが、
直接に命に関わる仕事に対しては指導教育での厳しさは必要でしょう。
被害者の皆様へ
嫌な思いをされたのは間違いありませんし、
理由の如何を問わず暴力を受ける理由もありません。
その点では被害者の皆様に同情致します。
但し、言葉の暴力の発生原因が分かりませんので
この点についてはどちらが悪いのかも分からずで
コメント出来ず申し訳ありません。
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