当時学生だった女性と不適切な関係…上智大が美術評論家の教授を懲戒解雇

当時学生だった女性と不適切な関係
…上智大が美術評論家の教授を懲戒解雇

 

2022年3月4日(金) 20:08　読売新聞

 

　上智大は４日、当時学生だった女性と不適切な関係を持ったとして、美術評論家で国際教養学部の林道郎教授を懲戒解雇にしたと発表した。処分は２月２８日付。発表によると、大学側はこの件について調査を行い、「（林教授は）学生の模範となるような教育者の姿から逸脱した行為を行った」と認定し、「心よりおわび申し上げ、再発防止に全力を尽くす」としている。

《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2021年9月20日付け記事
「Ｍメンタルサポート」　ブログ出張版: 美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎、元教え子の女性がセクハラで提訴。10年にわたり関係 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
当時のニュースで大学は「個人間のことと認識している」とコメントし、
我関せずの状態を見せてましたが、記事に於ける私のコメントでは
「大学は加害者も切り捨てるでしょう」と記しましたが
当にそのとおりの事態となりました。
既婚者でもある加害者は「成人女性との自由恋愛」と主張していましたが、
大学は「教育者の姿から逸脱した行為」一刀両断の上、
「再発防止に全力を尽くす」とのことです。
現在進行中（と思われる）の被害者が加害者への民事訴訟で敗訴となった際の
予防線を張ったのでしょうね。
ところで、上智大学どんな再発防止をするのか興味があります。
全力を尽くすとのことなので。

被害者の方へ
この処分で救われるとは思いませんが、
被害者の方の主張が認識されたのは間違いありません。