2022年3月26日土曜日

小4児童に1時間叱責も 男性教師を懲戒免職 横浜市

4児童に1時間叱責も 男性教師を懲戒免職 横浜市

 

2022年3月26日() 6:25 テレビ朝日

 

 自分が受け持つクラスの複数の児童に対し、テストを受けさせなかったり長時間にわたり叱責したりしたなどとして横浜市の市立小学校の男性教師が懲戒免職処分となりました。

 

 横浜市教育委員会:「児童の人権の配慮を欠いた行為を行うことは許されないことであり、大変申し訳なく思います」

 

 市の教育委員会によりますと、男性教師(46)は去年2月ごろ、当時、受け持っていた小学4年の児童4人に対し、プリントを配布しなかったり給食の量を減らしたりするなど差別的な扱いを繰り返していました。

 

 調査に対し、男性教師は「憤りのままに行動した」と説明したということです。 



※ 他社のニュースも掲載致します

教諭が複数児童に「いじめ」で懲戒免職
 横浜の小学校、配布物渡さず

 

2022年3月26日() 9:14 毎日新聞(池田直)

 

 横浜市教育委員会は25日、担当する複数の児童に配布物を渡さないなどの差別的な対応をしたとして、市立小の男性教諭(46)を懲戒免職処分にした。第三者委を設置して調査していた市教委は、教諭の行為が「指導とは本質的に異なる心理的な虐待、いじめ」に当たると判断した。

 

 市教委が公表した第三者委の報告書などによると、教諭は小学4年の担任を務めていた20年度、4人の児童に対して、本来は渡すべきプリントを配布しなかったり、数カ月にわたって給食の量をわざと少なくしたりした。また、教室の外で児童を叱り、他の児童に教室の鍵を閉めさせて教室への出入りをできないようにした。教諭は「ある児童が叱責されている姿を見せれば、他の児童に抑止の効果があると信じていた」と話しているという。

 

 第三者委は学校側の対応の問題点も指摘した。学校は21年3月に児童の保護者の訴えでこの教諭の問題行為を把握したが、児童への聞き取りなど必要な調査を速やかに行わず、記録も十分に残していなかった。市教委は、学校の調査が不十分だったとして、男性校長(58)を減給3カ月(10分の1)とした。

 

 被害児童は第三者委の聞き取りの際に泣き出すなど、今も精神的に苦痛を感じているという。記者会見で市教委西部学校教育事務所の柴政紀・教育総務課長は「極めて悪質で、教育者としての資質に欠ける」と話した。

 

 また、市教委はこの日、電車内で盗撮したとして市立南台小の男性教諭(37)を懲戒免職処分に、野球部の監督だった21年8~12月に部員の生徒に土下座をさせるなどの体罰をしたとして市立横浜商高の男性講師(51)を停職6カ月の懲戒処分にした。




特定児童に心理的虐待繰り返す 横浜市立小教諭を懲戒免職
 テストや授業から排除、給食少なく、叱責1時間も

 

2022年3月25日() 21:21 神奈川新聞

 

 横浜市教育委員会は25日、特定の児童に対して心理的虐待を繰り返し、苦痛を与えたとして、同市旭区の市立小学校の男性教諭(46)を懲戒免職にした。弁護士などで構成する第三者委員会の報告書も同日公表。報告書では、教諭の行為について「児童に著しい疎外感や屈辱といった心理的苦痛を被らせ、尊厳を害した許されない行為」と指摘した。

 

 報告書によると、小学4年の担任だった教諭は2021年2月ごろから、児童4人に対し配布物を配布せず、授業やテストに参加させない不適切な行為を行った。このうちの2人には数カ月にわたって、給食の配膳の際、極端に少ない量しか盛り付けなかった。

 

 教諭は児童への強い叱責(しっせき)も繰り返し、1人には教室外に連れ出して「衣服が涙で広範囲にぬれる」ほど叱りつけ、叱責が1時間に及ぶこともあったという。

 

 報告書では被害児童への影響に「記憶がはっきりしなかったり、泣きだしてしまったりするなど心に傷を残している」と指摘した。


《カウンセラー松川のコメント》

何故、この様な懲罰的な行動となったのか
その理由がニュースでは記されていないので、
加害者はまるで異常者の様に受けて取れてしまいます。
しかし、本当に異常者だとしたら、
それは組織としての管理監督問題です。

被害者の皆様へ
小学校4年生では、まだまだ心も成長途中ですから、
この様なショッキングな事案に対しても心理的な負荷は大きいでしょう。
これからも、心身の不調が発生するかも知れませんので、
発生した際には心療内科や精神科の受診をお勧めします。

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