2022年3月23日水曜日

面談の名目で呼び出し、6年生の女子児童の体触る…男性教諭を免職

面談の名目で呼び出し、6年生の女子児童の体触る…男性教諭を免職

 

2022年3月23日() 7:28 読売新聞

 

 担任するクラスの女子児童にわいせつな行為をしたとして、千葉県教育委員会は22日、県中央部の公立小学校の男性教諭(59)を免職とするなど、3件の懲戒処分を行った。2021年度の懲戒処分(監督責任除く)は計16件となった。

 

 発表によると、男性教諭は18年9月上旬~19年3月中旬、当時受け持っていた6年生の女子児童1人に対し、少なくとも3回、体を触るなどのわいせつな行為をした。教諭は昼休みなどに面談の名目で呼び出していた。昨年10月、女子児童が通う中学校の職員が被害の相談を受け、発覚した。

 

 県教委は「被害者を守るため」として、教諭の所属や氏名を明らかにしていない。教諭は県教委の聞き取りに対し「好意を抱いた」と話し、警察の聴取も受けたという。

 

 県教委は監督責任を問い、当時の男性校長(59)を減給10分の1(3か月)とした。

 

 茨城県青少年健全育成条例違反の疑いで茨城県警に逮捕された県立成東高校の男性教諭(27)も懲戒免職とした。

 

 県教委によると、男性教諭は昨年10月2日、茨城県神栖市のホテルで、中学2年の女子生徒2人にわいせつな行為をした。土浦簡裁から罰金40万円の略式命令を受け、納付した。

 

 今年度のわいせつ・セクハラ事案での懲戒処分は、監督責任を除き6件となった。SNSなどでの私的なやりとりによる懲戒処分も6件起きたことから、県教委は、児童生徒の卒業や教職員の異動を踏まえ、アドレスなど名簿の廃棄を徹底するよう各校に求めた。


《カウンセラー松川のコメント》

県中央部の公立小学校の男性教諭(59)について
[少なくとも3回]と報じられているので、実際は更に多いのかも知れません。
スクハラだセクハラだと言われることもありますが、
「わいせつな行為」と称されている以上、これは犯罪だと思います。
懲戒免職となっていますが、刑事処分については言及されていません。
起訴するに至らない事案の上に被害者への配慮から
事件化されないのかも知れませんが、
この様な行為をした者が刑事責任を負わないのも気になります。

被害者の方へ
小学校を卒業し、中学校へ進学出来たからこそ、話せたのでしょう。
それまで誰にも話せないで辛い思いをされていたのではないでしょうか。
心身に不調を感じられたら保護者の方に相談して、
心療内科や精神科へ受診される事をお勧めします。

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