2022年3月31日木曜日

「違法な医療行為」強要され適応障害に 女性介護福祉士を労災認定 兵庫・太子町

「違法な医療行為」強要され適応障害に
 女性介護福祉士を労災認定 兵庫・太子町

 

2022年3月31日() 15:54 朝日放送

 

 医師や看護師らが行う医療行為を強要され適応障害を発症したとして、姫路労働基準監督署が兵庫県太子町の高齢者施設に勤務していた女性を労災認定したことがわかりました。

 

 労災が認められたのは、兵庫県太子町の医療法人社団「ほがらか会」が運営するサービス付き高齢者住宅などに勤務していた介護福祉士の女性です。

 

 「ほがらか会」によりますと、女性は2020年5月に採用されましたが、医師法などで、医師や看護師らに限定されている酸素ボンベの交換などの医療行為を職場の慣例で日常的に強要され、違法な行為に加担したストレスによる適応障害を発症したということです。

 

 女性は採用から半年後の11月に休職し、その翌月退職しました。

 

 「ほがらか会」は違法な行為が行われていたことについて認めていて、「現在は体制を一新し、医療行為は全て看護師が行っている。県の指示に従い、再発防止を徹底する」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

介護事業所だと手抜き作業によるトラブルが目立っていると感じます。
高齢化社会での介護事業は国庫からの支払いもあるので、
従業員さえ集まれば旨味のある業界なのでしょうね。

被害者の方へ
違法行為を無理強いされて心身共に疲弊されたでしょう。
この様な悪質事業所はどんどん暴露して健全な業界にしないと
人材確保も難しくなると思います。

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