2022年3月27日日曜日

市長から大声で「ええかげんにせえ」、市幹部2人がパワハラ訴え…市長は否定

市長から大声で「ええかげんにせえ」、
市幹部2人がパワハラ訴え…市長は否定

 

2022年3月27日() 11:44 読売新聞

 

 滋賀県野洲市の部長級の幹部2人が、栢木(かやき)進市長(65)から大勢がいる議場でどなられるなどしたのはパワーハラスメントにあたる疑いがあるとして、市に調査を求めていることがわかった。栢木市長は読売新聞の取材にパワハラを否定している。

 

 幹部2人によると、2人は9日、市議会閉会後、議場に議員や他の職員がいる前で、医療政策に関する答弁を巡って数分間、市長から「ええかげんにせえよ」「おまえもじゃ」などと大声で叱責(しっせき)されたという。

 

 うち1人は昨年5月以降、市長室で鉛筆を机に投げつけられて叱責されたほか、「良い案がないなら市長室に入るな」「頑固でうんこ」などとも言われたと主張。現在は不眠症に悩まされているという。

 

 2人は9日、市総務部に口頭で調査を要請し、15日には文書で、2人と市長双方への聞き取りや調査結果の公表を求めた。

 

 市総務部は「個別の案件には答えられない」としている。

 

 職場でのパワハラを巡っては、企業に対策を義務づけた改正法が2020年に施行された。総務省は地方自治体に対策を講じ、被害の相談があれば迅速に対応するよう通達を出している。

 

 市長は24日の取材に対し、「仕事だし怒る時もある」と言動の一部を認めた上で、叱責の時間は短く、人格を否定する発言でもないとし、「パワハラにはあたらない」と主張。1人への行為については「鉛筆は投げたが、後で謝った」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者の「仕事だし怒る時もある」これは真っ当な意見です。
周りに誰が居ようが、叱責する必要があれば行うべきです。
ただ、その行為が政治的な思惑を含んでいるとしたら、
それは叱責でなく、他人を利用したパフォーマンスに過ぎません。
あと、いい大人が感情の発露で物を投げないこと。
これは暴力の一種と看做されても当然です。
市長は偉くありません。単に市民の代表者に過ぎません。
「自分にやらせてください」と有権者にお願いをして、
成らせて貰っただけ。そして、市民の代わりに働いているだけ。
好きでやっているのでから、常に謙虚な心を持つべきです。
リーダーシップを発揮するのと、偉そうにするのは全く違いますから。

被害者の皆様へ
勘違い市長に振り回されてしまいましたね。
能力に関係無く、選挙で当選すれば組織のトップ成れる点で、
会社員と違い公務員は大変だと思います。
今後も心身に不調があれば心療内科や精神科での受診をお勧めします。

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