2022年3月11日金曜日

部下の隊員を数回平手打ち…1週間のけがさせる 幹部自衛官を停職2カ月の懲戒処分 静岡県小山町・陸上自衛隊富士駐屯地

部下の隊員を数回平手打ち…1週間のけがさせる
 幹部自衛官を停職2カ月の懲戒処分
 静岡県小山町・陸上自衛隊富士駐屯地

 

2022年3月11日() 17:01 静岡朝日テレビ

 

 静岡県小山町の陸上自衛隊富士駐屯地は11日、部下の頭を複数回平手打ちしてけがをさせたとして、幹部自衛官を停職の懲戒処分としました。

 

 停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、富士駐屯地富士教導団特科教導隊に所属する男性三佐です。三佐は去年11月中旬、東富士演習場のテントの中で部下の隊員の頭を複数回平手打ちし、全治1週間のけがをさせました。

 

 富士駐屯地によりますと、三佐は部下の隊員が自分のテントではない場所で眠り、起こそうとした別の隊員の手を振り払ったため、平手打ちしたということです。三佐本人からの報告で発覚しました。

 

 特科教導隊隊長の黒瀧隆志一佐は「指導すべき立場の隊員がこのような事案を生起させたことについて、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

被害者は頭部を複数回平手打ちされて全治1週間の負傷とのこと。
頭部に平手打ちとは言え、複数回も叩かれたのでは瘤も出来るでしょう。
被害者は自分のテントではない場所で眠っていたので、
これがそもそもの原因です。
何でこの様な間違いが起きたのでしょうか?
演習とは言え疲れていて判断ミスをしたのかも知れません。
そして、起こそうとした隊員の手を振り払った事で叱責の為に叩かれた。
眠っていたので睡眠を邪魔されて無意識に行動をしたのでしょうけど、
管理監督する側からは「間違えた上に抵抗するとは無礼千万」と
感じられたのも当然です。
だから、三佐も平手打ちをしたのでしょう。
加害者である三佐が上官に報告した点は当然かも知れませんが、
良策であったと思います。
暴力指導を擁護は出来ませんが、
状況によっては止む無しとしないと今後に悪影響を及ぼす可能性もあります。

被害者の方へ
命に関わる仕事をする公安職は指導教育や管理監督で厳しい時もあります。
「たかが寝る場所」ではなく、万事に於いてミスは自らの命だけでなく、
仲間や国民の生命を危機に陥れる可能性もありますので、
ミスはミスとして受け入れ、その叱責も甘んじてください。
勿論、暴力で解決をするのを良しとする訳ではありません。

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