2022年3月12日土曜日

「女の人に手を握られると嬉しい」セクハラに認定 警視が「本部長訓戒」

「女の人に手を握られると嬉しい」セクハラに認定 警視が「本部長訓戒」

 

2022年3月12日() 11:37 中京テレビ

 

女性署員との飲み会の場でセクハラ発言をしたなどとして愛知県警の男性警視(50代)が「本部長訓戒」を受けていたことがわかりました。

県警幹部によりますと、男性警視は警察署長だった去年11月、女性署員4人との飲み会で「女の人に手を握られると嬉しい」などと性的な発言をしたということです。県警は、この発言がセクハラに当たると認定した上、警視が飲み会に公用車を使っていたことや、署員から集めた互助会費で幹部の官舎の洗濯機などを購入する不適切使用があったとして、先月、監督上の措置の中で最も重い「本部長訓戒」としました。

 

警視は反省の言葉を口にするなど事実を認め、すでに購入費を弁済したということです。

 

県警は、懲戒処分とはせず、処分としては軽いとされる訓戒としたことについて「事案の程度から懲戒処分にはあたらないと判断した」としています。

 


※ 他社のニュースも掲載致します

警察署長「女の人に手を握られると、うれしいんだよ」
…若手女性署員4人と飲み会

 

2022年3月12日() 3:00 読売新聞

 

 愛知県警交通部の50歳代男性警視が名古屋市の警察署長だった昨年秋、部下の女性署員にセクハラ発言をしたなどとして、今年2月に本部長訓戒の処分を受けていたことが11日、県警への取材でわかった。県警は「懲戒処分ではない」として公表していなかった。

 

 県警幹部によると、警視は署長だった昨年11月、「意見を聞く」として若手女性署員4人と飲み会を開いた。男性は署長1人で、「女の人に手を握られるとうれしいんだよ」などの性的発言をしたという。

 

 警視は飲み会に公用車を使い、県警は不適切使用と認定。ほかに柔剣道の備品購入などで署員から集めた互助会費で、幹部官舎の洗濯機やカーテンを買っており、処分対象になった。

 

 県警内部からの情報提供で発覚。警視は事実を認め、反省の言葉を口にしたという。県警は今年2月4日、懲戒処分に至らない監督上の措置の中で最も重い本部長訓戒とした。県警は「事案の程度を考慮し、懲戒処分には当たらないと判断した」としている。

 

 


セクハラ発言の警視に訓戒、愛知 女性署員に飲食店で

 

2022年3月12日() 10:59 共同通信

 

 愛知県警交通部の50代男性警視が、名古屋市内の警察署の署長を務めていた昨年秋、部下の女性にセクハラ発言をしたなどとして、本部長訓戒の処分を受けていたことが12日、県警への取材で分かった。県警は、懲戒処分ではないとして公表していなかった。処分は24日付。

 

 県警幹部によると、警視は昨年11月、若手女性署員4人と飲食店で会食。「女の人に手を握られるとうれしいんだよ」などと発言した。

 

 警視は会食のために公用車で移動していた。署員の互助会費で、幹部官舎のカーテンなどを購入していたことも判明し、処分対象とした。警視は事実関係を認め、反省の言葉を口にしているという。


《カウンセラー松川のコメント》

愛知県警交通部の警視が警察署長時代にセクハラをしたとのことですが、
ニュースとしてはセンセーショナルですが、事案内容は些細な事で、
この発言だけでセクハラ事案とするのは大袈裟過ぎると感じます。
この部分に関してならば、警察署内の女性警察官が4人だけ。
しかも若い女性警察官と限定しての宴席。
この様な行為を止められない時点で警察の組織としての問題があります。
しかし、セクハラ事案で誤魔化しているだけで
本当に問題なのは互助会費の横領です。
こちらは、事件化することも可能な事案です。
警視になっても悪事に手を染めて昇進もして行く。
こんな組織に未来はありません。
そして、警察は都道府県単位の姿ですが、
実態は国をトップにした機関なので、全国的な問題とも言えます。

被害者も皆様へ
真の被害者は互助会の会員です。
武道の道具購入費用の積み立てを幹部の家庭に使われてしまったのですから。
しかし、警察組織が警察庁をトップとしている限り、
この風潮も改まらないでしょう。


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