2026年3月5日木曜日

▼黒部市長から「パワハラ行為を受けた」が半数以上 管理職対象のアンケート 市長は「業務の一環」

黒部市長から「パワハラ行為を受けた」が半数以上
 管理職対象のアンケート 市長は「業務の一環」

 

2026年3月5日() 19:00 富山テレビ

 

富山県黒部市役所の管理職を対象に、武隈市長のパワーハラスメントに関するアンケートが行われ、回答者の半数以上が「パワハラ行為を受けた」と答えていたことが分かりました。これに対し、武隈市長は「度が過ぎていたとしても業務の一環」としています。

 

アンケートは先月上旬に市のハラスメント対応の担当幹部が行ったもので、無記名で管理職63人中49人が回答しました。

 

このうち「パワハラ行為を受けた」と答えたのが55%、「部下や同僚がパワハラを受ける場面に居あわせた」が59%でした。

 

また、「パワハラに限らず武隈市長に関連して仕事で困ったことがあるか」との問いには76%が「ある」と答え、「決裁が必要な起案書・公文書が返ってこない」などと記載されていたということです。

 

武隈市長をめぐっては、2年前から市長のパワハラに関する相談が職員から複数寄せられたことから、去年夏、当時の副市長と担当幹部が市長に言動を改めるよう申し入れ、市長は「アンガーマネジメント研修」を受講。

 

しかし、その後も職員から相談が続いたとして、市長のパワハラに関するアンケートが行われました。

 

その結果を受け、担当幹部は今年2月中旬、アンケート結果を個人が特定できない形で「職員のワークライフバランスを尊重したマネジメント」「迅速・確実な決裁「職員の意見を傾聴し互いに信頼し合える関係性の醸成」の3点を市長に直接申し入れたということです。

 

5日午前、武隈市長は取材に対し、回答の詳細は見せてもらっていないとした上で次のように答えました。

 

*武隈市長

「職員にご負担をおかけしたのは正すべきところは正していく必要があると考えている。少し度が過ぎたのがあるとしても概ね業務の一環だと考えています」

 

Q)度が過ぎのは何が?

「まあ…声ですかね」

 

Q)声というのは?

「そこまで、声といえばそれでいいじゃないですか」

 

Q)声が度が過ぎていたというのは大きかったとか?怒りの感情が乗っていた?

「まあ大きかったということですかね」

 

Q)指導が?

「声、声が。声の音量が大きかったということです」

 

アンケートを実施した担当幹部は、「職員から見ると市長から信頼されている実感が得られない。互いに信頼しあって行政サービスに取り組んでいきたい」と市長の言動・行動の改善を求めています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「黒部市長からパワハラ」 市アンケート、回答した管理職の半数超
 武隈氏「大声出した」陳謝

 

2026年3月6日() 5:00 北國新聞

 

 黒部市が管理職を対象に実施したアンケートで、回答した職員の半数以上に当たる27人が「市長からパワハラと感じる行為を受けた」と答えていたことが分かった。武隈義一(よしかず)市長(58)は5日、市役所で記者団の取材に「大きな声を出したことはあった。申し訳ない」と陳謝した上で「不適切な行為だったかもしれないが、おおむね指導の範囲内だと思う」と語り、パワーハラスメントには該当しないとの認識を示した。パワハラの有無などを調査する第三者委員会を設置するかどうかは明言を避けた。

 

 アンケートは2月上旬に主幹以上の管理職計63人を対象に行われ、49人が匿名で答えた。回答者の55%(27人)が「パワハラと感じる行為を受けた」、59%(29人)は「部下や同僚がパワハラを受ける場面に居合わせた」とした。「怒鳴られた」「激高された」との回答があったという。

 

 厚生労働省は職場のパワハラについて「優越的な関係を背景とした言動」「業務の適正な範囲を超えた言動」「労働者の就業環境が害される言動」の3要素を満たすものと定義する。

 

 パワハラの認識について武隈市長は「私ではなく職員の方が判断することだが、私は業務の適正な範囲を超えているとは思っていない」と述べ「大きな声を出すことはあっても、人を罵倒する言葉は使っていない」と強調した。

 

 アンケート結果は216日に市長に伝えられた。その際、市幹部から職員のワークライフバランスを意識したマネジメント迅速・確実な決裁職員との信頼関係の構築-3点について申し入れがあり、武隈市長は記者団に「真摯に受け止めている。改善すべきは改善する」と話した。

 

 ●書類の未決裁300

 

 アンケートでは「仕事で困ったことがあるか」との問いもあり、「決裁に必要な起案書・公文書が返ってこない」などとする回答が76%(37人)だった。この点に武隈市長は「今は改善している」とした。

 

 市関係者によると、武隈市長が就任した2022年以降、市長による書類の未決裁が300件近くあり、決裁がないまま3年ほど経過したケースもあったという。

 

 2024年に職員からパワハラに関する申告があり、市幹部が昨年8月、武隈市長に改善を要求。同12月に職員からの相談件数が増加したことから、管理職に今回のアンケートを実施した。

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