消防長、他の職員の前で「お前の勤務評定はマイナスだ」
…部下はうつ病に
2021年3月3日 13:58 読売新聞
島根県の隠岐広域連合は2日、部下にパワーハラスメント行為をしたとして、同消防本部の60歳代男性消防長を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は1日付。
発表では、男性消防長は昨年10月、他の職員の面前で、部下の職員に「お前の勤務評定はマイナスだ」などと威圧的な叱責しっせきをした。この部下はうつ病と診断され、2か月間療養した。また、同4月から複数の職員に対し、威圧的な言動をしていたという。
連合長の池田高世偉・隠岐の島町長は「服務規律を徹底し、ハラスメントの防止、撲滅にむけて取り組む」とコメントした。
また、同消防本部は2日、部下に対する懇親会参加の強要や、勤務中のマイカー洗車などがあったとして、隠岐島消防署の50歳代の男性消防司令補を減給3か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
《カウンセラー松川のコメント》
不思議なニュースです。
このニュースの最後に取り上げられている消防司令補の懲戒処分については
昨日(3月2日)に報道各社から報じられているのに、
消防長の懲戒処分については、
先の消防司令補と同じ日に懲戒処分としながらも公表は翌日。
私は[隠岐でパワハラによる懲戒処分]のニュースと知った時に
消防司令補の件だと勘違いしました。
行政からの報道発表に何か恣意的なものを感じずにはいられません。
仕事をサボった消防司令補は減給で、
うつ病まで発症させたパワハラの加害者である消防長は戒告。
どこかバランスの欠いた懲戒処分の様な気がします。
なんとも納得できない処分ですね。
返信削除[上に甘く、下に厳しい]が世の常なのでしょうね。
削除「正しい事をしたければ偉くなれ」とも言われてますが、
「処分されたく無ければ偉くなれ」でもあるのでしょうね。
本当は良くないですけどね。
少なくても私達は公平公正な判断が出来る人でありたいです。