陸自隊員 後輩に手錠しエアガン突きつける
2021年3月29日(月) 18:59 日本テレビ
20代の陸上自衛隊員が、後輩隊員を手錠で拘束しエアガンを突きつけたなどとして停職処分を受けました。
陸上自衛隊によりますと、練馬駐屯地の20代の男性陸士長は、去年10月頃、駐屯地内の居室で、後輩隊員に手錠をかけてベッドに拘束した上で、エアガンの銃口を突きつけたということです。また、ことし1月には別の隊員を指導する際に、鼻をつねる暴行を加えたということです。
これまでの調査に対し、陸士長は「悪ふざけのつもりだった」と話しているということです。陸士長は、29日付で停職12か月の処分を受けました。
これ以前に、後輩隊員との間に継続的なトラブルなどは無かったということです。陸上自衛隊は再発防止に努めたいとしています。
《カウンセラー松川のコメント》
[手錠で拘束しエアガンを突きつけた]
明らかに悪ふざけの域だと思います。
しかし、実銃であろうとエアガンであろうと
銃口を人に向けてはダメなのです。
それは銃を扱う仕事をしているならば常識なのです。
「エアガンだから構わないだろう」は、いずれ
「実包が込められてないから構わないだろう」に成りかねないのです。
だからこそ、停職12か月の処分が下されたのだと思います。
加害者が真摯に反省しているならば、この先には明るい兆しもあると思います。
私は以前、カマキリを押し付けられた事があります。相手は悪ふざけの範疇だったかもしれません。もしかしたら慣れさせようとしたかもしれません。「ほら、可愛いじゃないか」そう言われましたが、昆虫嫌いの私には単なるイジメにしか感じませんでした。触るどころか、見たくもなかった。それを突き付けられたのですから。
返信削除銃口なら尚更の事でしょう。
やってはならない線引きがありますよね、悪ふざけでも。
やられて嫌な事は悪ふざけから逸脱すると思っています。
相手にも感情があるのだと知ってほしいですよね。
主観と客観が有る様に、自分の感覚と他人の感覚には互いに同じ部分もあれば違う部分もあります。
削除その認識が欠如しているのが、近年の若い人の傾向と感じています。兄弟がいない一人っ子とか、近所の子供達と遊んだ経験が無いとか、自分以外の年齢の近い者との接触の仕方が分からないのかも知れません。
私達の年代にとっては常識でも、若い人達にとっては非常識なのかも知れませんので、自分と他人の違いまで教えないとダメなのかも知れません。