2021年3月2日火曜日

教育長のパワハラ発言「ない」、判断根拠は黒塗り 広島県福山市が調査報告書開示

教育長のパワハラ発言「ない」、判断根拠は黒塗り
 広島県福山市が調査報告書開示

 

2021年3月2日() 7:31 中國新聞

 

 広島県福山市立小の校長男性が市教委の三好雅章教育長から「降格願を出してください」と言われるなどパワハラを受けたとする問題で、市は中国新聞の情報公開請求に対し、市の調査委員会がまとめた報告書を開示した。市は「発言の事実は認められなかった」と説明してきたが、発言の有無を判断した部分は黒塗りで非開示とし、判断の根拠を明らかにしなかった。

 

 開示した報告書によると、調査委は双方や2人の面談に立ち会った関係者への聞き取りや記録を基に、教育長の発言の有無を判断。その上でパワハラに当たるか否かを検討した。発言の有無に関する判断は黒塗りにしているため不明だが、発言の趣旨を「校長としての価値観を変えてほしいというものだった」などと結論付け、パワハラは認めなかった。

 

 調査委事務局の市人事課は発言の有無に対する判断を非公開とした理由を「聞き取りの供述内容に関わるため」と説明する。一方、昨年11月の枝広直幹市長の記者会見で、調査委メンバーだった小林巧平総務局長は「(教育長が)直接的に『降格願を出してください』と言った事実は認められなかった」と答えている。

 

 報告書は、中島智治副市長をトップとする調査委が作成し、昨年11月上旬、県教委に提出した。情報公開請求では、聞き取りの内容や関係者の職名なども黒塗りにした上で開示された。


《カウンセラー松川のコメント》 

肝心な部分を明らかにしないで「証拠は有る」とだけ主張されても
そんな子供騙しな手には乗らないでしょう。
いや、子供だって騙せませんよ。
こうやって隠す以上は「『何かある』と疑われても構わない」と
言う事なのでしょうね。
平成終わり頃から、都合の悪い部分だけは隠すして回答するのが
行政の常套手段となりましたね。

2 件のコメント:

  1. これでは内容がまったくわからないですが、そもそも校長には何が起こったのでしょうね。

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  2. 教育長から「降格願を出してください」と校長は言われたそうですが、その背景は記事では分かりませんものね。
    まぁ、今の世の中ネットで検索も出来ますのでヨロシクです。

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