職員を威圧・不当要求か?姫路市議、 出された警告書に不服、賠償請求
2021年3月2日(火) 11:25 ラジオ関西
姫路市議(54)が市職員に威圧的な言動をしたとされる問題で、市議に対し、今後こうした言動を繰り返さないよう発した姫路市の警告は、法的根拠を欠き、社会的評価を低下させたなどとして、市議が市を相手取り3300万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
3月1日、神戸地裁姫路支部で開かれた第1回口頭弁論で、市側は請求棄却を求め、真っ向から対立することになった。
市議は2019年6月、公園のフェンスかさ上げ工事の事業化を市に要請した際の面談で、職員の対応に不満を抱き、
机をたたり、声を荒らげたりしたとされる。さらに2018年5月、特定の業者を入札から外すよう職員を威圧したとしている。姫路市は2020年11月、市議のこれらの言動が市職員倫理条例の「不当要求行為」に該当するとして、市議に対し警告書を出した。
一方、市議側は、警告書は正式な手続きを踏まずに出されたと主張。結果的に「名誉を大きく侵害された」としている。
一連の言動をめぐり、姫路市議会の百条委員会は2月、この市議による「不当要求」であり、「パワーハラスメント」にもあたると認定、3月4日の本会議で、議員に対する辞職勧告決議案を提出する見込み。
《カウンセラー松川のコメント》
ハラスメントの有無についてでなく、
市側の対応に関する手続き上の不備について法廷闘争に持ち込まれました。
この記事からすると、当該市議はハラスメントの加害行為は認めるも
その対応についてを問題視していると解釈出来ます。
こうなると泥仕合の様相を呈しますが、
パワハラ議員には代わりないのですから、次期市議選では不利ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿